色気の正体とは…
「あの人には雰囲気がある。」
「彼にはオーラがある。」
「あの人はモテそうだ。」
「雰囲気イケメン」
そういった会話を、貴方も聞いた事があると思う。
「色気がある男。」
私の周りにも、居る。
そういう男が。
論理ではなく、感覚的に、
「この男、ただ者ではないな。」
そう感じさせられる男。
貴方は醸し出しているだろうか。
そういった「何か」を。
もしそうでなくても安心して欲しい。
その雰囲気、オーラ、色気らしき物は
人に生まれつき備わっているモノではないから。
後天的に獲得したモノである。
つまり、
貴方も獲得する事が出来る。
という事だ。
そしてそのポイントとなるのが、
『自信と余裕』
である。
もう少し正確に言えば、
「自信と余裕を感じさせる言動」
といったところか。
ただ、色気云々の話をする前に、
大大大前提として、
スト値、つまり外見を整える事は大事だ。
清潔感が無い男に色気は感じない。
という女は多い。
髭が似合うカッコイイ男はいるじゃないか!
という意見も出てきそうだが、
彼らのほとんどは無精髭を生やしている様に見えて、
ちゃんと手入れしている。
無造作ヘアと呼ばれるものもそうだ。
一見無造作に見える様にセットされているから、
不潔には映らない。
まず、そういったファッションは人を選ぶし難しいので
基本的には清潔に綺麗に見える事が好ましい。
それらを踏まえた上で、
これからの話を聞いて欲しい。
貴方にも確実に色気は出せるから。
振る舞い、ノンバーバルコミュニケーション
まず『自信と余裕』と言っても
抽象的すぎてわからないだろう。
それらはどこから滲み出るのかというと
言葉、言語ではなく、振る舞いである。
つまりノンバーバルコミュニケーション。
(非言語コミュニケーション)
癖、仕草、目線、表情、姿勢、声のトーン、喋るスピード、
こういった言語ではない、
非言語の部分が重要なのだ。
「神は細部に宿る」という言葉を聞いた事があるだろうか。
ふとした時の仕草や表情に、人の感情や性格は現れる。
一つ一つ例を上げながら解説していこう。
癖
誰しも日頃無意識に行なってしまう癖があるだろう。
人に指摘されて、自分はいつもそんな事してたのか!
と驚いた経験があると思う。
首を掻いたり、鼻を触ったり、貧乏ゆすりだったり。
私は、癖は無くしていった方がいいと思っている。
人が何度も同じ行動を繰り返すのを見ていると
対峙している側はとても気になるし、
落ち着きが無い印象を与えるからだ。
私が特に嫌いな行動は、考える時に爪を噛む行為だ。
そんな男はガキみたいだし、
色気を微塵も感じない。
しきりに頬を掻くなども、不潔感が凄いのでやめた方がいい。
簡単に言うと、そわそわしている男はダメ。
どっしり余裕感を出す事。
何かを行う事で色気が宿る事もあれば、
『何かを行わない事』
が色気に通じる事もあるという事だ。
仕草
仕草が綺麗な人は色気がある。
以前お茶会に度々参加する機会があり、
その時色々指導を受けたのだが、
茶道では、本当に細部までこだわる。
指先の形や腕の角度、
物を手に取る時のスピード、
重い物を軽々しく持ち上げ、
軽い物をそっと扱う様子。
そういう一つ一つの所作を
意識的に美しく行う事が大事とされている。
それは日常生活にも活きる。
男性も女性もさらりとそういう所作
が出来る人は美しく見えるものだ。
ガサツな人より、
丁寧な人の方が色気は滲み出る。
貴方も一度、意識的に一つ一つの仕草を
ゆっくり丁寧に行なってみてはどうだろうか。
その動きから出る余裕感が、
貴方から色気を漂わすだろう。
目線
「目は口ほどに物を言う」
目線というのは相手に与える印象を大きく左右する
かなり大事なポイントである。
挙動不審な男に色気を感じる人はいないだろう。
目線の動きが忙しないと
やっぱり落ち着きが無く見えるし、
逆にずっと凝視されても気持ち悪い。
脳機能学や認知科学で、
「お互いリラックスし、
ラポール(好意、親近感)が構築できている状態
で(7秒間)見つめ合うと一目惚れ状態になりやすい。」
という研究結果がある。
目線というのはすごく大事なポイントなのだろう。
瞬きや目線を動かすスピードをゆっくりと行うと、
グッと落ち着いた印象を与えられるはずだ。
表情
顔のパーツ自体は、
整形でもしないと変えられないが、
表情自体は自分でコントロール出来る。
ぽかんと口を開けて、
口呼吸してる顔はアホにしか見えないし、
いつも眉間にシワが寄っていて
険しい顔ってのも近寄りがたい。
自分がどんな表情で笑うのか。
真顔はどういう風に見えるのか。
感情が表情に出やすい方か、そうでないか。
たまには鏡を前にして、
じっくり観察して欲しい。
表情のクセ、
どの角度が一番良く見えるか研究するのだ。
色々な表情を作ってみて、
表情筋を鍛えて、
魅力的な笑顔を作れる様になろう。
「可愛い」は作れる。
もちろん
「カッコイイ」も、作れる。
姿勢
姿勢の良さはとても重要だと私は思う。
美しい姿勢を維持する事で、
背が高く見える。
体つきも良く見える。
健康的に映る。
服も良くフィットする。
そして自信がある様に見えるのだ。
案外背が高い人に、
姿勢が悪い人がいたりする。
猫背で、首が前に出ていては
モテる素質が台無しだ。
見ていて本当に勿体無いなと思う。
全身鏡を手に入れて、
自分の姿勢を日頃チェックする様にしよう。
背筋を伸ばし胸を張って顎を引いて。
ただこれらはあくまでも
自然に行なって欲しい。
これらを意識し過ぎて、
ぎこちない、緊張した感じが出てしまうと
逆にとてもダサいから。
なんかこの人頑張ってるな〜と
思われてしまう。(笑)
自然と美しい姿勢でいられる様に
日々努力して欲しい。
佇まいで人を魅了しよう。
声のトーン、喋るスピード
貴方は自分の声を録音して
聴いたことがあるだろうか。
私はある。
初めて自分の声かけ音声を録り、
聞き返したところ
驚愕したのを今でも覚えている。
悪い意味で。(笑)
声のトーン、
大きさ、
喋るスピード、
笑い方。
これらを意識的に使い分ける事が出来れば、
相手が貴方に抱く印象を
コントロールする事が出来る。
想像したら簡単にわかる事だが、
どれだけ高尚な考えやアイデアであろうとも、
金切り声でヘラヘラと語っていては
説得力も無いし
内容なんて頭に入ってこないだろう。
トーンを高めに話せば、
楽しく明るい印象を与えられるし、
逆に、
低めの声で、ゆっくりと話す事で、
落ち着いた、
余裕のある印象を与える事が出来る。
そして
言葉に説得力が出る。
シチュエーションに合わせて
声色やスピードを使い分けよう。
「何を言うか」では無く、
「誰が」
「どの様に言うか」
これが大事だ。
日頃小さな声で
ボソボソ喋ったりしてないだろうか。
声には貴方の感情や自信の有無が表れる。
発声の仕方一つで雑魚扱いされない様に。
腹から声を出していこう。
力強く、良い声で周りを魅了しよう。
最後に
もし周りに色気のある男が居るならば、
その人を参考にして欲しい。
仕草や振る舞い、言動全てをコピーするつもりで。
それらの事を意識して
日々コミュニケーションを取る様にすれば、
貴方に対する周りの評価や印象が変わってくるはずだ。
日頃自分がどう見られているかを冷静に分析し、
その原因を突き止め変えていけば、
貴方は確実に変わる事が出来る。
そしてその状態が普通だと感じる様になる。
初めは意識的に行なっていたとしても、
そのうち無意識でもそう振る舞える様になるのだ。
そこまでくれば貴方は、
力強い雰囲気と色気を纏ったカッコいい男。
黙っていても人を惹きつける男になっているはずだ。
難しい事ではない。
騙されたと思って、実践して欲しい。
P.S.
今回は雰囲気や色気に関して書いてきた。
元々このNoteでの執筆は
「モテるカッコいい男になる」
というテーマで書いているので、
単純に女を抱く為の方法云々より先に
私が思うカッコいい男に必要な
色気や雰囲気を噛み砕き、列挙してきた。
というのも、
ノリや小手先のテクニックやルーティン。
女を楽しませ魅了する為に有効なテクニックだと思う。
しかし、
それだけで本当に良いのか?
最近よく考えている。
ボロが出ないうちにゲットして
長い関係性を築こうとしない。
いや、
築けないのではないか。
ゲットする技術を磨く事だけに終始せずに、
ベースである男としての魅力が必要だと考えた。
「ノリ良く面白い」だけだと薄っぺらい。
歳を重ねてくると特にそう感じる。
日頃楽しく明るい男が
ふとした時に見せる寂しげな表情。
逆に、
日頃落ち着いた大人な男が
無邪気に笑う時の顔。
人しての、男としての、
幅というか、ギャップ。
楽しさや面白さと
落ち着きや力強さのバランス感。
そういったモノに色気や魅力を感じると私は思う。
私はこれからもそういう男を目指していく。
そして貴方もそうなれると信じている。
永遠のテーマ「モテ」を追求する。 日頃のナンパ活動を通して、 気づいた事、感じた事を記事にしていきます。