エッセイ「コロナ禍の夫の髪」
※これは髪フェチな私のプライベートネタです。
ある日、夫が自分で頭を丸めた。
丸坊主である。
何ミリにしたのか聞いたけど忘れてしまった。私としたことが・・・。
しかしなかなかの短さだった。
そして、なかなか上手に刈っていた。
何でも、コロナで床屋に行くのが怖いとのことだった。
どうしても後ろとキワができないから、私にやってと頼んできた。
もちろんもちろん、OKしちゃうよね!
で、夫から渡されたバリカンでウィーンと・・・
!!!
刈り上げ部分が真っ白になってしまった!!そこで気付いた!
「ちょちょちょ!アタッチメントついてないじゃん!!」
でも夫はいたって冷静で、「あー別にいいよ」と言った。
いやいやいや、よくないよ、だってハゲになっちゃったし・・・
それ以上どうしようもできなくて、とりあえずハゲは放っておいて、耳回りと襟足のキワ剃りをした。自分で言うのもなんだけどそれはうまくできた。(初めてじゃないのでw)
で、ハゲたままで散髪は終了した。
「ハサミで整えようか?」と一応聞いたけど「めんどーだからいい」と言われ撃沈。
翌日夫は漫画みたいな虎刈り頭で出勤していきました・・・
ほんとに漫画で見るやつだったわ。ほんとにあんな髪型ってできるのね。そしてそれで会社に行けちゃう夫の精神力のすばらしいことよ。
でもね、2週間ぐらいすると短い髪も伸びてきて、ハゲ部分も目立たなくなったのです。すばらしいね、髪の力って。
その後もしばらくバリカンを使って自分で頭を刈っていましたが、ついに先日床屋へ行ったようです。
自分でやるのも面倒だったみたい。
プロのはやっぱり仕上がりが違う。パリッとしてる。一目で分かりました。
夫のキレイな刈り上げとキワ剃りを眺めながらまたうっとりしてしまう妻なのでした。
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