その60 定点観測的な築地をみていた。
こんにちは。
唐突に梅雨が来て、唐突に梅雨明けそうな空模様の今日この頃。移動制限解除されて、どこに行こうか悩ましい日々が仕事の合間の清涼剤になりつつあります。
しばらく家で引きこもっている間、朝一にチャリンコで晴海~自宅間往復20キロほど続けていました。週一回買い出しで築地の場外市場へふらつくようになっていたので、ここ一か月の築地の様子を定点観測のようにみていました。
たまに仕事で築地は場内・場外ともに歩き回ったところです。豊洲に場内が移動してしまったあとも、いくつかの店舗は豊洲とのアンテナショップのように場外にあります。観光客目当てのお店が増えたなあと改めて歩いて見て思いました。海鮮丼の店や和牛を扱う店が多くなっています。観光客が主になっていたお店は、緊急事態宣言が解除されるまでしまっていて静かな場外でした。
買いに来るお客さんも近くに勝どきや月島、晴海の住宅街がありますが、早朝のためか見かけることはほぼなく、最初に行ったときは何名かの料理人と思われる買い出しのかごを持った人がたまに通り過ぎるぐらいでした。
緊急事態宣言が解除された翌日に買い出しに行ってみると、開いている店舗が増えていました。買い出しにみえる人もその日から増えていたように思いました。都内の飲食店も再開しはじめたのかと、仕入れのかごを眺めながらお店の人との会話そばで聞いてました。それ以上に、いつも野菜を買っていた八百屋さんの表情がつらい表情からよかったよかったと穏やかでうれしさが入っているような、表情の変化が大きかったです。
ある土曜日に行ってみたら、雨にも関わらずやっとこれたよーという挨拶を交わす築地の周辺からの人たちもみえてました。観光客相手の店はまだまだでしたが、古くからやっているカウンターのみの煮込み屋さんやづけ丼屋さんは盛況でした。朝っぱらからビール飲みつつ、つまんでいる強者もいました(うらやましい。。。)
自分もすっかり顔を覚えられてしまったため、運動がてらチャリンコで早朝買い出しは続けていこうと思います。あと今回歩いてみて知ったのは、場外に新しい小さなコーヒー屋さんやおしゃれなお茶屋さんが増えていたことです。
買い出しと共に新たな探検ができそうです。
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