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もはや楽器と呼べるキーボード | 買ってよかったもの

今回はタイトルのとおり、個人的に買ってよかったと思う物を紹介します。
記念すべき(?)第1回目は「キーボード」です。
個人的な感想マシマシで書いていきます。

今回の記事では、
静電容量無接点方式で自分が1番好きなキーボード
を紹介します。

なお、結論は 【5.最終的な答え】 にありますので
よろしければ目次をご活用くださいませ。



1.静電容量無接点方式キーボードを買ったきっかけ

元々、スマートフォン周辺機器(充電器とかケーブル)を紹介しているYoutubeレビュー動画を観るのが趣味でした。
多分昔からロボットアニメや戦隊ものが好きで若干男性趣味に興味があったのが取っ掛かりだったのかな、と思います。

ある日いつものようにレビュー動画を観ていると、集中したい人におすすめの動画として
キーボードのタイピング音だけが約10分程流れる動画
が自動再生されました。

これがまた良いんすよ。

雨の音や葉っぱが擦れる音が集中力を向上させるのと同じように、作業で流すとバチバチに集中できまして。
そこからキーの打鍵音に興味を持ち、動画外で少しずつ調べを進めました。
キースイッチにはリニア・タクタイル・クリッキーといった種類があったり、静電容量無接点方式というスコスコ感や耐久年数10年の丈夫さが特長的な仕組みを用いたキーボードがあったり…。
そして遂に静電容量無接点方式キーボードの打鍵感を動画で聞いてしまったのです。これがいけなかった。
そこから色々と手を出してしまう生活が始まったのでした。


2.どんなキーボードを買ったか(REALFORCE)

そうしてハマったのが数年前。

「打鍵感が良いのよ!」
「この、いかにもなフォルム!キーです!って感じのこれがいい!」

といった感じで、とにかく買い漁ったあの頃。
ソシャゲに月2万程度課金しながらキーボードを買うという狂った日々を過ごしました。

記憶が確かであれば、最初に購入したのは「REALFORCE R2」のテンキーレス・PFUモデル・押下圧45gのアイボリーモデル。

この「20年くらい前に学校のパソコン室に置いてあったキーボード」みたいな見た目が好きで購入しました。
購入時点で約30000円くらいだったかと。
これが沼への開口部でした。

それからなけなしの給料をはたいて半年に1台のペースでキーボードを買う生活が始まります。
RealForceだとこれとか。

これとか。

これとか。

こんなに買ったのか自分は(ドン引き)。
ここまでがREALFORCEで自分が買ったキーボード一覧です。

…そうです。
キーボードに詳しい方は
「え?REALFORCEしか買ってないの?」
とお思いになられたかと存じます。

ご安心ください。
他にも購入いたしました。(破産)


3.どんなキーボードを買ったか(HHKB)

HHKBもREALFORCE程ではありませんが、少し購入しています。
始めはこちら。

購入時点ではセール価格だったかで、約35000円程度だったかと思います。
その後に黒いHHKBも欲しくなり、打鍵感の違いと併せて比較するためこちらを購入。

中古で購入したのですが、約15000円くらいだったと記憶しています。
ただ、最終的にはType-Sの方を手元に残し、もう一台とはお別れしました。
後述しますが、手放した最大の理由は視認性が(自分が使う分には)悪かったためです。

それでは最後に、有名どころでもう1台購入していましたので
そちらも紹介します。(白目)


4.どんなキーボードを買ったか(NiZ)

最後はこちら。

初めての英字配列キーボードです。
ここまで読んでいただいてお気づきの方もいらっしゃると思いますが

私、日本語配列しか扱えません。

そこで苦手を払拭しようと思い購入したのがNiZのキーボードでした。
ですがTRPGなどではリアルタイムでのレスポンス(セッション中のダイスロール等)が求められるため、実用しながらの習得は結局できず…
こちらともお別れしております。


5.最終的な答え

じゃあ結局どれが「もはや楽器と呼べるキーボード」(買ってよかったもの)なの?というご質問ですが、私はこちらが買ってよかったと思えた製品です。

理由は以下です。

  1.  私が日本語配列しか使えない

  2.  押下圧45g+静音モデルが自分に合っていた

  3.  視認性の良さ(白>黒)

  4.  デスクスペースの狭さ

まず、自分が日本語配列しか扱えなかった点が大きなポイントでした。
あまりキーボードに詳しくない方向けにお伝えすると、日本語と英語で配列が異なると、同じキーの位置でも入力される文字が異なります。
見分けは結構付くものなので「でけえEnterキー=日本語配列、細長いEnterキー=英語配列」と覚えていただくと、購入時に製品画像を見て何となく配列の違いが分かると思います。

入力されるキーの詳細は省きますが、それに慣れるまで待てができなかったことで、NiZとはおさらばして英語配列が選択肢から消えました。

次に押下圧。
自分には45gがちょうど良かったです。
普段の打鍵時に、やや強めにキーを打つ+入力する内容を考える際にキーボードに手のひらを置いているといった癖があるため、30g台のキーボードだとどうしても意図せずキーが押されてしまいました。

30gでもバネ入れればいいのでは?

と思われた方もいらっしゃるかと思います。
が、バネを入れるとキーの打鍵時に微小な金属音が加わってしまうため、使用時に不快感が増し断念しました。
変荷重も試してみましたが、ホームポジションを習得済の人には使いやすいのかなと思うくらいで、自分の使用感にはあまりそぐわなかったため好みではありませんでした。
(キーマップ変更ツールで押下圧を設定するのも正直面倒だったし)

押下圧に加えて静音性も大切でした。
HHKBのnot静音モデルはCherry赤軸くらいの音で、結構うるさかったと記憶しています。
自分は打鍵音のみを聞くのは好きですが、使用中に
>>>チャカチャカ カタカタ ッッターーーーーン!!!!!<<<
と響くのはご遠慮願いたいので静音モデルが適していたみたいです。

まあ、静音モデルは軸の部分にうすーーーいゴムリングが挟まっているだけで、ぶっちゃけボッタクリ少々価格が高いのがネックです。
ただ、安い買い物ではないので妥協せず買った方が後悔しないのではないでしょうか。
後悔をした人間からの一言でした。

3つ目に視認性の良さがあります。
前でも軽く触れましたが、黒地に黒文字は…見にくくてのう…。
ただ、使用環境によってはそれほど考慮しなくても良いのではないかと思います。
・デスクライトを常時点けている
・部屋が明るい
・ホームポジションを習得している
といった方であれば、慣れれば扱えると思いますが…私には早かった代物でした。
個人的に黒いキーの方が好きですが、断腸の思いで白(アイボリー)を選びました。

最後にデスクスペースの狭さ。
これはもうどうしようもないです。

雑多な物を置いている現状

狭い。

60%キーボードならまだしも、フルサイズのキーボードなんか置いたら狭くて狭くて…。
さらにここで有線だとどうなるか。
キーボードを移動するのが面倒になりますね。
そして私はこのデスクを作業用兼食事用として使用しています。
そうです。有線だと結論、

飯が食えなくなる😊

致命的ですね。
ということで、60%サイズでワイヤレスのキーボードを選ぶに至りました。

最終的には選んだ理由が消去法のようになっていますが、実際の打鍵感も大好きです。
一般的なメカニカルキーボードやパンタグラフ、メンブレンでは味わえない独特な打鍵感は、「好きだ」と堕ちてしまえばもう逃れられない魅力を秘めています。
押した感じがスコスコする、と巷ではよく言われていますが、個人的にはポコポコ、コトコトも近しいオノマトペだと思います。
ただ、明確にこれだという音が未だに思いつかないため、もし「文字に起こすとこんな感じじゃない?」という意見があれば教えていただけると嬉しいです。

あと、静電容量無接点方式の打鍵感が気になった方は、(有名ですが)セブンイレブンのATMのテンキーに触れてみてください。
あれも静電容量無接点方式のキーですので、何となくどんな感じかが分かるかと思います。(流石にセブンのATMは静音モデルではないかと思いますが…)


6.おわりに

ということで、今回は
静電容量無接点方式で自分が1番好きなキーボード
「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白」

を紹介しました。

もし自分の根気とやる気に火が点いて、英語配列の習得ができたならLEOPOLDのキーボードも使ってみたいなと思っています。
このキーボードカッコいいんですよね。

あとは、欲しいとまではいかないですが、ZENAIMのキーボードにもいつか触れてみたいです。


今回書いてみて、好きな物の買った経緯やなぜ好きなのかを文字にするのが「楽しい」と思えたので、鈍足ではありますがまたこういった記事を書いてみたいと思います。

以上、ご覧いただきありがとうございました。

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