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DTM専用デスクを購入して1ヶ月使用した感想 ProStyle KWD-200

4月の終わり頃にDTM専用デスク「ProStyle KWD-200」を購入しました。

デスクにしては高いですが音楽制作用のデスクの部類では比較的リーズナブルな方です。
しかし作りはかなりしっかりしており非常に満足しております。

購入した理由は
・今より机上のスペースを広く取りたかったから
・環境を一新してモチベーションを上げたかったから
・かっこよかったから(これが一番デカい)

このnoteでは現在KWD-200(またはその他のDTM専用デスク)の購入を検討している方の参考になることを望み、1ヶ月使用してわかったメリット・デメリットはもちろん、実際に商品が届いて組み立てるまでの工程や注意点なども出来るだけまとめてみようと思います。

購入前に注意しておくこと

1.電動ドライバーを用意する

ほぼ必須だと思っていて差し支えありません。少なくともKWD-200の組み立てにはコレがないと話になりません。
私は組み立て時に気付き近くのドンキまで走りました。

2.天板の高さをチェックする

どんな製品にも言えますが海外のメーカーのものは大体スケールがデカい。
天板の高さも日本人からすると比較的に高めに設定されていることが多く、ここを見誤ると体に負担のかかる姿勢で長時間作業するハメになってしまう恐れがあります。
奥行・横幅も勿論チェックしておくに越したことは無いですが最重視すべき点は天板の高さだと感じます。
ちなみにKWD-200の天板の高さは84.5センチ。まぁまぁ高いです。

もし「高い天板のデスクを買ってしまいイスの座高が足りない!」ということになった場合、改善策として
「クッションをお尻に敷いて座高を高くする」方法が手軽でオススメです。

こちらは現在私が使用している低反発のクッションです。
座り心地も良く座面が4センチほど高くなり、ちょうど良い姿勢で作業をすることができます。

3.2人以上で組み立てる(女性の場合)

他のDTM専用デスクがどうかは分かりませんが、KWD-200に関して言うとシャレにならないレベルで重たいです。
これを1人で運んできてくれた佐◯急便のおじさんに敬意を表せずにはいられませんでした。

まず部屋に運び入れるだけで体力の40%は持っていかれたのを覚えています。
大柄な男性ならひとりでも全然平気だと思いますが、小柄な女性ひとりでこれを組み立てる・部屋まで運ぶというのはかなり困難だと言えます。
家族や友人、恋人に手伝ってもらいましょう。


商品到着から組み立てまで

まずはこれを見てくれ

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各部品が入った段ボールです。死ぬ程重たかったです。
(大きさがわかるように隅っこにシェーンベルクの「作曲の基礎技法」を置いています。)
重たい上に縦にも横にもデカいので持ち辛いことこの上なし。


段ボールからパーツを取り出してみました。

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ざっくりですが
・メイン天板
・キーボードスライダー
・下部天板
・脚、金具パーツ
・モニター天板
などが付属されています。

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おっと、ネジ類を忘れてました。こんな感じで入ってます。
各部品にアルファベットのシールが貼ってあるので説明書を見ながら作りやすくなっています。

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天板にキーボードスライダーの金具を取り付けています。
電動ドライバー必須です。

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下部の天板にキャスターを付けた図。
あとはこれをひっくり返してモニタースタンドのパーツを取り付けて完成です。

完成したのがこちら↓

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所要時間は6時間ぐらいでした。
途中で電動ドライバーを買うために中断したり、マニュアルの記述を勘違いして別の部品を取り付けたりなどトラブルが頻発したので要領の良い方であればもっと早く作れると思います…。

KWD-200のメリット

1.天板がめちゃくちゃ広い

メインのテーブルが150.0cm(幅) × 75.0cm(奥行き)と非常に広々としたスペースとなっております。
正直持て余しちゃってるので、その分色々機材を増やしたくなる衝動に駆られます。
写真を見てもらうとわかるのですがモニタースタンドの下部にはラック機材をマウントできるスペースがあるので、ラック機材を多数所有している場合でもテーブル上を広く保てるのは非常に嬉しいですね。

2.モニタースピーカー用のスペースがある

両サイドにスピーカーを設置できるスペースがあるのでモニタースタンドが無くても安心です。
天板が高いのを最初はデメリットと感じていましたが、ちょうど良い位置にツイーターが来るように設置できるようになっていたので、やはりよく考えて設計されているんだなぁと。

3.見た目がかっちょいい

全体的に濃いめのグレー?なんというか地味過ぎずシンプル過ぎない感じのおしゃれで落ち着いた雰囲気のデザインがとても気に入っています。

4.配線をまとめる工夫がされている


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モニターディスプレイ裏のスペースです。
配線を通すための円形の穴があります。

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その下にはそれらを束ねるためのスタンドが脚に取り付けられています。
私はUSBハブをそこにまとめています。

先述したラックマウント用のスペースもラック機材を所有していない私はそこからギターやマイクのシールドを通したりなどしている為、以前の環境と比べて格段に配線類がスッキリしました。

5.掃除が楽

KWD-200にはキャスターがついているので、お部屋の掃除をする際に簡単に場所を移動することができます。

以前のデスクは鏡面仕様?と言うんでしょうか、表面が鏡のように景色が映り込む作りになっておりそのせいかやたらとホコリがたまる(目立つ)のがストレスになっていたんですが、KWD-200では全くそのようなことはないです。
空洞になっているスペースも多いため風通しも良く、掃除の際も手が届きやすいので満足しております。

KWD-200のデメリット

1.天板が高い

序盤でちょろっと書きましたが、天板が84.5センチと高めの設計です。
使用するイスの座面は最低でも55センチは欲しいところですね。

2.湾曲スペースの必要性

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これは上から撮った図ですが、見ての通り天板に緩やかなカーブでくり抜かれたスペースがあります。

人間工学的なアレでそうなっているんでしょうがコレ、いる?

ぶっちゃけこの分のスペースがあった方が満足度高いです。

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これは斜めから撮った図です。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、側面にかけてナナメに角度がついています。
これも普通に直角の方が好みです…。

まぁこのデザインのメリットとして
・手首など長時間触れる箇所に角ばった面が当たらない為負担が軽減される
・不意の事故で怪我をする可能性が減る
などがあるので一概にデメリットと強くは言えないのですが、個人的な好みとしてはちょっと…って感じですね。


長くなりましたが個人的な意見や感想を綴らせて頂きました。
少しでもKWD-200、またはDTM専用デスクの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
質問等がありましたら可能な範囲で対応致しますのでTwitter等でお気軽にお尋ねください。

それではまた。

おまけ

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2016年ごろのデスクです。
見ての通り88鍵のMIDIキーボードで全てが埋まっております。極狭です。
iPadでゲーム実況見ながら作曲してたようです。ふざけてるわね。

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2019年ごろのデスクです。
88鍵→49鍵に変更したおかげで多少スペースを取ることができましたが横幅・奥行ともに心許ない感じがありますね…。
バランスボールは今は押し入れの中です。今のデスクだと座面が圧倒的に足りないので…。


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