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2023/8/20 恋愛時代

・今日は友人と映画館へ行った。PARCO前に集合したのだが、そこの液晶で映画『オオカミの家』の予告映像が流れてて、「外でこんな怖い映像流してええんか…」と不安になった。映画自体は面白そうだったのでまた観に行きたいと思った。

・今日は『エドワード・ヤンの恋愛時代』の4Kレストア版を観に行った。恋愛に興味があるので。

・面白かった。めちゃくちゃ面白かったです。結局恋愛の事は何も分からんかったけど、面白かったです。

・みんなめっちゃ喋ってたな〜。めちゃくちゃ台詞量が多いし、群像劇だしで、中々人間関係とかを飲み込むのに時間がかかった。でも、めちゃくちゃ喋ってたけどみんなすれ違ってばっかりだったな。

・彼ら彼女らはちゃんと腰を据えて話せばなんて事は無かったような事でも、その対話する機会を得れずにすれ違い続ける。この映画は1994年の映画だが、今の社会でも全然そのままだ。いや、むしろよりその機会は失われ続けていると言っても良いと思う。

・この映画では登場人物たちがみんな苦しんだ挙句、会社や恋人から離れてゆく。社会の過剰なスピードから身を離し、ちゃんと今の自分の地点を確かめる事が出来た時、はじめて人と対話する事が出来るのだろうという事を感じた(たとえ、また社会に呑まれる事になったとしても)。ラストはその希望が込められたシーンだったと思う。

・恋愛の事が分からない、というよりも、そもそもこの映画は恋愛映画なんて枠組みに収まるようなモノでは全然無かったな。もっと沢山のことを描いてた。なんで『恋愛時代』なんて邦題になっているのかよく分からない…。原題は『獨立(独立)時代』だ。

・とは言え、内容的にめちゃくちゃ刺さったとかそういうわけでもなく、とにかく「面白い」という感情でずっと観てたな。観る前は「どうにかなっちゃうかもしれん…」と思ってかなり緊張しめたけど、思っていたよりライトな気持ちで楽しめた。それが良いのか悪いのかは分からないけど…。

・観終わったあと散歩しながら喫茶店に寄ったり店を見たりした。外の気温と室内の冷房の寒暖差でちょっとクラクラしちゃったな。連日仕事詰めだった事も相まって少し疲れているのかもしれない。

・友人に『Bluesky』なるSNSの招待リンクを頂いたので取り敢えず登録してみた。現状稼働させるかは分からないけど、Twitterがいつ破滅するか分からない現状、備えはあった方が良いだろう…という魂胆だ。ちょっとまだよく分からないけど、もしやってる人がいたら、気が向いたらフォローしてください。

・仕事の絵を納品して、久々に何もない状態なのでPinterest眺めながらぼんやりと人の絵を描く。Pinterest、便利なんだけどずっと見てるとどんどん脳が死んでいくような感覚を得るので苦手なんだよな〜。センスとか個性とか、そういうのがどんどん消えていくような気がしてしまう。普通に逆張りなのかもしれんが。

・仕事募集中です!では、おやすみなさい。

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