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ワクチンについて現時点で集めた情報のまとめ4(終)

前回の続き


私も「ワクチンを打った方がかかりやすくなる!」とひと言で言ってしまいがちだが、正確にはちょっと違っていて、少なくとも4回目までは「打って1ヶ月後の時点では感染防止効果はある」のだよね。
4回目は2ヶ月で効果がなくなるようだが、3回目や2回目はもっと長い期間あったのだ。これまで紹介した各論文でも、「最初は感染防止効果があるが、時が経つにつれ効果は弱まり、一定期間後からマイナスになる」となっている。厚労省発表の、実際の日本の感染者数の推移もピッタリそのままである。
なので正しくは、「最初はかかりにくくなるけど結局かかりやすくなる」だ。

ただ日本に先行して3回を接種したイギリスでは、例えば40代では未接種:3回接種の割合が2:3なのに、感染者の数は1:10になっている。割合を(乱暴に)調整して計算すると、3回接種者の方が未接種者よりも6.666666……倍感染しやすいということになる(年代によって割合が違うので、こだわる方は自分の年代で計算してみてください)。
私の感覚としては、総合的に考えるとワクチンを打った方が感染しやすくなるという表現でおおむねあっている気がするが、どうだろうか。
なにしろマイナスになった後のマイナス具合がひどすぎるのだ。

よく、ワクチン激推しの専門家さんたちが「ワクチンが感染を防ぐことは世界中のコンセンサスなんだよ。エビデンス欲しいか? ほら」と出してくるグラフや数字は、接種後すぐのデータなのである。
それは決してねつ造でもこじつけでもなく、本当に感染防止効果が現れたデータなのだ。効果がある時のデータを出して来るのだから、そりゃあ効果があるという結果が出ているだろう。ただ、そのデータの後で効果が逆転するのである。

そんなワクチンに対して、我が国の偉い人がみんな言っている「思いやりワクチン」「みんなのために打ちましょう」の方針を貫くためには、今度は「効果が逆転する前に次を打てばいい」という発想になるかと思う。
2回目の効果が切れる前に3回目を打てば、4回目を打てば、5回目を打てば、感染防止効果は回復するので「思いやりワクチン」「未接種者はウィルスをまき散らす反社」というスローガンは継続できることになる。

ただし、回数を重ねるごとに効果切れが早くなるので、それを続けて行くと、もう二度とお注射から離れられないヤク中状態になる。「ヤクくれよ~ヤク~~(涙)」とうめきながら接種会場をさまよい、ある時いきなり価格をつり上げられて、「おい! なんでこんな高くなってんだよ!! この前までタダだったじゃねえかよ!!」「うるせえジジイ! これが資本主義社会っつーもんだよ。金がねぇなら銀行強盗でもなんでもして来いや!!」「ち、チクショウ! 汚えことしやがって!!!」「へっ、貧乏人は帰んな!」 

~~その夜~~

娘「お父さん! なにやってるの!? それお母さんの通帳でしょう!!」
父「うるせえ!! 金がねえとワクチンが打てねえんだよ!!」
娘「やめてお父さん!! それはお母さんが、ケンジの大学のためにコツコツ内職して貯めたお金じゃない!!」
父「バカ野郎!!! 俺がコロナに感染したらどうするんだっ!!! 感染を防ぐためなら大学なんてどうでもいいんだよっ!!!」
娘「なに言ってるのよ!! お父さんは、自分がコロナにかからなければ子供の人生がどうなったっていいのっ!? 見損なったわよ!!」
父「うるせえどけぇっ!!」 バシイッッ!!
娘「キャーーーーーーーーーーッ(号泣)!!」

………………。

というように。
まあ、なんだかよくわからなくなったが、考えてみればなんの薬だとしても、常用すれば効きづらくなるのなんて当たり前だよね。そしていつしか副作用で体はボロボロに。
関係ないが、私の父は家族の制止も聞かずに精神科の薬を大量に飲み続けて、人生がボロボロになった。それは別のnoteで書いているので良かったら読んでおくださいましね。

日経メディカル:BNT162b2ワクチン4回目接種後の感染予防効果は短期間に減弱

BNT162b2というのはファイザーワクチンのこと。
記事から引用「接種後に感染予防効果は増強されるが、3回接種者と比較したその効果は急速に衰えていき10週後にはほぼ見られなくなる」。
10週というと、だいたい2ヶ月ちょっと。

なお、「一方で、重症化の予防効果は高く維持されていた。」とある。
ワクチン推進の人はここに賭けて「感染を防止するなんて言ったことねえわ(絶対言ってたけど)ww ワクチンは重症化を防ぐために打つんだよww」と方向転換している人もいるが、ただし日本のオミクロンは未接種者でも何回接種者でもおしなべて重症化率0.0%である。
「0.0%」という数字のもっと向こう側にある、0.00x%の極小の世界の重症化防止効果はあるかもしれず、医学の世界ではそのレベルでも「重症化防止効果はある」と表現するのかもしれないが、一般人の言葉の使い方ではそれを効果があるとは受け止めないだろう。庶民の感覚では、それは重症化防止効果は特にないと受け止めると思う。

私が考えるに、「ワクチンに見切りをつけられない人は、このまま6回7回と打ち続けて、どこかのタイミングで重篤な副反応やワクチン後遺症にぶち当たる」というのが今後の最悪な、しかし割とありそうな気がする展開である。

ワクチン後遺症あるいは長期副反応についても、以前いろいろ書いている。この記事の後半とか。
先月やっと、「副反応での死亡」が厚労省に認定された。
推進派のC念氏などは「ワクチンの後遺症とはなんでしょうか。そんなものは存在しません」と述べていたが、「そんなものはデマだ!」と推進派から散々になじられていた、「どうもワクチンが原因なんじゃないかと噂されていた症状たち」が、後から後から「注意すべき副反応」として正式に認められていっている。むむっ

これは私のTweet


ギランバレー症候群の他にも、医師の方々が「ワクチン接種開始後に○○の患者さんが極端に増えている。おかしい」とSNSで報告している疾患は無数にあるので、どう考えたって「後から認められる長期副反応(後遺症)」はまだまだ増えるはずである。帯状疱疹なんかは確実であろうし。
参考までに、これは「ワクチンとの関連が疑わしい」として学会で報告された疾患の事例である。日本におけるコロナワクチンと疾患の関連報告(4月~9月)
単なる素人の体験報告ではなく、現場のお医者さんが、しかも下手したら「デマをばらまく反ワクチン野郎」として学会で白い目で見られるリスクすら負いながら報告した例、「全部が勘違いでした」ということはいくらなんでもないだろう。
もう報道番組でも普通に取り上げられるようになっている。権力への忖度をあまり気にする必要がないのだろう、こういうのは地方局の方が強い。
それぞれ動画リンク→朝日放送CBCサンテレビ東日本放送
そしていよいよテレ朝の報道ステーションでも。

なお、ドイツの保健省(日本でいう厚労省)の調査では、ワクチンで重篤な副反応が起きる確率が5000ショットに1回となったようだ。
これ↓、ドイツ連邦保健省の公式アカウントである。「1000ショットに0.2回」という表現がされている。つまり5000で1。


また、フィンランドでは2171ショットに1回。
ニュージーランドでは3225ショットに1回の模様。


日本ではワクチン後遺症は国から認められないのはもちろん、病院からすら見放される………「ワクチンの後に体調が」と言うやいなや門前払いになるという傾向がある。
これは日本だけではなく、多かれ少なかれ海外でも、「ワクチンの後遺症なんて認めん」という風潮はあるようだ。

とにかくこの「医療に無視される」が怖い。Twitterより


となると、保健省なんかが公的に認定しているよりも実際の後遺症はもっともっと多いはずだが、いったんそこは考えず、1番確率の少ないドイツの保健省をそのまま信じることにしてみよう。
5000ショットに1回重篤な副反応に当たるとすれば、5回接種して当たる確率は1000分の1(4回接種だと1250分の1。6回接種だと833分の1)である。0.1%。1000人に1人。

少なく見積もっても、5回打ったら1000人に1人、重篤な副反応が出る。
もちろんワクチンを打つことの「メリットとデメリットを比べる」ことが肝心なので、ここまで紹介した「感染防止効果」と「重症化防止効果」を踏まえて、打つのか打たないのか、どちらが自分の健康のために良いのか、しっかり考えて欲しい。
わりと答えは簡単な気もするが……。

なお、「新型コロナ自体の致死率」はどうかというと、静岡県のコロナ対策専門家会議がまとめたところではこのくらいらしい。

静岡新聞「いつまでマスク? 新型コロナの常識アップデート【NEXT特捜隊】」より


オミクロンでは、もうすっかりインフルエンザよりも致死率も重症化率も低くなっている。

紛れもない現実の数字が、完全に「オミクロンはインフルエンザ以下」を物語っている。
なお初期のコロナは致死率が高くなっているが、これは私はとても不正確な数字だと思っている。
初期には、PCR検査なんてまったく受けられなかったから。保健所の許可を得ればごく限られた病院で受けることができたが、保健所が断固拒否を貫いていたから。
そもそも深刻なレベルの人しか検査を受けさせてもらえなかったのだから、致死率は高く出るに決まっているのだ。
病院から依頼しても保健所が拒否であった(第1波)

まあともかく、オミクロンは公式にもインフルエンザ以下だ。
それを2類以上の分類にして、ごく限られた病院でしか診れずになおかつメディアや煽り専門家が「コロナは怖いんだ!!」と煽るから国民が恐怖で検査や病院に殺到し(最近では保険金目当てなんていう理由も)、システム的に崩壊しているだけである。
それで医療が正常に機能しなくなったことをなぜか人々は「コロナという病気が怖い病気なのだ」と誤解し、ますますビクビクして病院に殺到し、病院で働く人は「現場は大変なことになっている!! コロナを舐めるな!!」と叫び、ますます人々はビクビクして病院へ………という大袈裟スパイラル。世界でこんなバカをやっているのは日本くらい。あと中国かな?


なお、中日新聞の記事。8月16日。「コロナ死亡者数の定義見直し要請 愛知知事が国に」

この中に、衝撃的な記述が。

「県によると『第七波』で、新型コロナが原因で死亡した人はいない。」



おお~~~~。



ひえ~~~~~~~っ。



「重症者は他の病気が原因で重篤な状態となっている人がほとんど。」「現行では、ほかの疾患が主な死因でも新型コロナに感染していれば、重症者や死者数に計上している。」

こちらから愛知県の第7波、7月以降の数字を計算すると、死者は250人ほどである。
しかし県によると、「新型コロナが原因で死亡した人はいない。」

250人、全部水増し?
どうなってるのかな。
まあ全部が水増しとは言えないのだろうが(コロナ感染のダメージが追加されなければ死ななかった、という人はいそうなので)、いずれにせよ、すでに季節性インフルエンザよりも低くなっている致死率や重症化率が、それでもまだ水増しされている数字であり、実際はもっともっと低いということが確実なのだ。
そして一方で、「ワクチンの重篤な副反応」が5000ショットに1回というのは、絶対に水減らしされた数字のはずである。そんな言葉があるのか。

こちらは愛知県のお膝元、CBCの報道(動画)
8/25時点で愛知県における第7波のコロナ死者は427人だが、新型コロナそのものを死因とする死者は0人であり、「死因は心筋梗塞、がん、老衰など」「実際に亡くなっている方は80代90代がほとんど」だそうだ。南無阿弥陀仏。おそろしや……日本おそろしや……。


なお、我が国の初代ワクチン接種推進担当大臣である河野太郎氏の、ワクチン後遺症に対する態度はこのようなものである。


ワクチン後遺症の苦しみを訴えている人は、ブロック。
ワクチンについて否定的なことを書いている人間は、ブロック。

私も河野氏にリプを飛ばした事なんて一度もないのに、去年からとっくにブロックされている。
他にもワクチンに懐疑的な人は軒並み河野氏ブロックを受けている。
我が国のワクチン大臣は、ワクチンに警鐘を鳴らす人々をすべてデマを振り撒く敵とみなしシャットアウトするのである。実際に副反応で家族を亡くした遺族ですら。


今でもまだ「ワクチンを打たないやつ、効果がないとか後遺症がどうとか言うやつは反ワクで反社」と断定する人がいる。河野大臣もそうなら、パート1の冒頭で紹介したホリエモンもそうである。たくさんの専門家もそうである。
また、多くの人は、「自分が打ったからには今さら効果がないなんて思いたくない」「今までせっかく打ったのにここでやめたら無駄になりそうだから次も打つ」「みんな打ってるし、偉い人が打て打て言うから打つ」という、消極的ワクチン肯定派であるのではないかと思う。

しかしそこで考えて欲しいのだ。
今わかっている情報を、もしワクチンを打つ前に知っていたら、自分はワクチンを打っただろうかと。
「国民の7割が2回打てば集団免疫が出来て社会は元に戻ります」「発症を95%防ぐ夢のようなワクチンです」「ワクチンを打つとウィルスは体に侵入できなくなります」「副反応は数日で必ず治ります」、そのような権力者や専門家の発言は、大ウソであった。
接種後一定期間は感染防止効果があるが、やがて逆効果になる。未接種者と接種者で、重症化率は四捨五入して0.0%になる水準しか変わらない。
因果関係は明らかになっていないが日本で重篤な副反応は2万件以上、接種後の死亡は2000件近くあり、10代では病気自体の死亡よりもワクチン副反応での死亡の方が多い。真偽は不明だが現場のお医者さんからワクチンが原因と疑われる多数の疾患が報告されている。イギリスではコロナ死者の9割がワクチン接種者である。

すべてが100%正しい情報であるとは限らないが、1年前、まだワクチンを打っていない時期に「すべてが真実だとは限らないが1年後にはこういう情報が揃う」ということを知っていたら、みなさんはワクチンを打っただろうか。
私は、今でもワクチンを頑強に推奨している専門家や政治家ですら、こうなることを1年前に知っていたら、誰も1発も打たなかったと思う。全員が反ワクチンになっていたと思う。

「アルファ株やデルタ株に対しては効果があったんだ」と言われるかもしれないし、それは私はわからないので、そうだったのかもしれない。
しかし現状のオミクロンでこのようなデータになっているからには、これから打つのはもうやめるべきだと私は思う。子供の1回目2回目、若者の3回目、大人の4回目5回目をこれから打つメリットはいったいどこにあるのか? 「お国に褒められる」くらいしかないのではないか。


ワクチン接種において世界のトップランナーだったイスラエルでは、もはや誰も打つ人はいなくなったらしい。

たしかに。

https://ourworldindata.org/grapher/daily-covid-vaccination-doses-per-capita?country=~ISR



繰り返しになるが、海外の人たちの「途中で方向転換できる柔軟さ」は本当にすごいと思う。
日本がおかしいだけなのだがおかしい場所にいると普通の国をすごいと思ってしまう。
日本は律儀に打ち続ける。格好のワクチン在庫処分場である。ファイザーに子孫代々の恩でもあるんだろうか?


みなさんも、各自で情報収集してみて欲しい。
みなさんと、ご家族や友人の健康も左右することなので。

ワクチンおよび新型コロナ各種情報は、Twitterで何名かの方をフォローしていれば、十分に集まってくる。
例えば医師の森田洋之さんKAITOさん宮澤大輔さん、研究者のJ Satoさん、米国在住ジャーナリスト鈴木敏仁さん、医療統計情報通信研究所の藤川賢治さん、看護師の野中しんすけさん、前衆議院議員の青山まさゆきさん、医療ジャーナリストの鳥集徹さんなど。
以上のみなさんは、ワクチンや感染対策に関して疑義を呈されている方たちだ。
肯定派の人の意見はテレビでもネットでも溢れているので十分かもしれないけど、あえてTwitterで肯定派の方を挙げるとしたら、京都大学教授の西浦博氏、こびナビ副代表の手を洗う救急医Taka氏、小説家で医師の知念実希人氏、感染症専門医の忽那賢志氏、神戸大学教授の岩田健太郎氏、医師の上田亮氏、UCLA准教授の津川友介氏、産科麻酔科医みおしん氏などだろうか。
「さん」と「氏」は同格である。

上のみなさんのTwitterを追いかけていると、情報はたくさん集まるし、「どの人の発言が筋が通っていてどの人はそうでないか、どの人は信用できそうでどの人は信用ならなそうか」もよくわかる。

疲れた。終わりです。よかったらサポートお願いします……。




追記:さらに後日、ワクチン・コロナ関連記事を追加しています。
以下は途中から150円です(でも無料部分も十分長いです)
コロナとコロナ脳についてたまには忖度せずに書く記事

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近所の病院で聞いておったまげた話(ワクチン)

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