エッセイ「今日、生きることが苦しいこどもたちへ」あの時、死ななかった私の話
私が高校生の頃の話をしよう。
辛すぎてエッセイにしよう、などとは
これまで思わなかったけれど…
私がもし辛い経験を活かせるとしたら、
同じように苦しむこどもたちへの応援賛歌だ。
いま死にたい、と思っているこどもたちへ。
「こども」というのは何歳でも構わない。
40歳の子供もいるだろう。
暗闇の中、ヒカリが見えないひとたちへ。
私は16才だった。
地味で多感で、ありふれた高校生。
でも、ようやく少しおしゃれも覚えて
これから楽しい学校生活が待ってるかも!と期待に胸を膨らませて