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「メディアはメッセージである」ということを痛感させてくれるZOOM飲み

このツイートで言いたいことの8割は言ってるだけど、オンラインの活動って「メディアはメッセージである」ということを忘れがち。

メディアはメッセージであるとは、
マクルーハンが提示した命題と呼ばれるもので、情報を伝達するメディア自体にも情報があるということ。

例えば、
ビジネスコミュニケーションで、
次回のアポイントメントの予定を確認するにあたっても、
メールでやりとりするのとチャットでやりとりするのでは伝わり方は変わる。
さらにチャットサービスでもSlack使ってるとエンジニアが多い組織なのかな?ベンチャーなのかな?とか情報が付加される。

同じチャットするにも、LINEだとプライベートな繋がりを感じたりするようなものですね。
(なのであまり仕事ではLineの連絡先は聞いたりしない)

この記事だって、同じことを書いてもはてなブログで書いてたら違った印象になるはず。

で、ZOOM飲みである。

ZOOM飲みは、自分の家にいてお酒が飲めなくても楽しめるし、好きなお酒を好きなだけ飲めるし、外出自粛の時期において、一つの娯楽として成立してるし、僕も楽しんでる。

落合陽一がウルフギャングをUbereatで頼んで、お店にいった時と同等価値をデジタルで再現しようとするとかなりコストをかけない再現できないという話をしていたが、ZOOM飲みでなにかしっくりこない無ぁ〜とここ最近悶々としていた。

FacebookやTwitterで上がってくる同じレイアウトのZOOM飲みをしましたという写真たち。
楽しいんだろうけど、鳥貴族で飲んでます!という時の楽しい雰囲気までは感じない。
(ちなみに、ZOOMでイベント配信をしていて自分自身も写真を投稿する側だ)

で、今日朝散歩をして気づいた

ZOOM飲みって
天井の低い会議室(T○Pの会議室と言っても良い)で、カクヤスでお酒頼んで、お寿司頼んで飲んでいる飲み会と同じじゃない?

日中Web会議システムを使っているものを使っているから、言われてみればそのまんまのことを言ってるんだけど、どうしても言いたかった!

仕事でしか関わりがない人同士(しかも上司と部下)でhousepartyで、のもううとしてもおそらく盛り上がらない。

オンライン活動が活発していくほど、ツールが持つメッセージというのが地味に聞いてきそうだし、使う側は適切なツールを選ぶセンスが求められる。

ちなみに余談だが、セールスフォースはその辺のことを理解した上で、山口周さんのいう「意味がある」という方向性で付加価値をつけてるSaaSだと思う。

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