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薬物依存の本質を呟いてみる。

    薬物から得られるものは快楽ではなく(その薬物が起こした)離脱症状の緩和と言うか安堵感である。

  薬物使用者が薬物を摂取することで得られる快楽(脳内麻薬ドーパミン)は、健常者が行うあらゆる快楽行為(例えば食事、運動、セックスなど)よりも上に位置すると考えられているが、それは大きな間違いである。またその考えが薬物依存から抜け出せない本質的な原因である。

結論から言うと薬物に依存すればするほどドーパミンレベル(薬物を摂取していない時、言い換えたら離脱症状に苦しんでいる時、)は下がり続け薬物を摂取している時さえ決して健常者のドーパミンレベルには届かないのである。禁煙セラピーのアレンカーさんは「薬物依存者はきつい靴を脱ぐ快感を味わっている」と述べたがまさに言いえて妙である。

薬物依存の本質は禁断(離脱)症状の緩和であり、薬物が快楽を与えてくれるのではないのです❗️


❮薬物依存症者の満足指数❯

酒飲まない人を100%とする

普通の常習飲酒者 が飲んでいる時    90%

飲んでいない(軽い離脱症状)時          70%

アル症と診断された人 飲んでる時    50%   

離脱症状に苦しんでいる時                 -100%

アルコールで自らを苦しめてアルコールでそれを緩和して。

もう一度言いますが、アルコールが与えてくれるものって快楽と言うよりか安堵感と言った方が分かりやすいかな。

余談ですが最強ドラッグと言われているヘロインたる所以はドーパミンレベルを例えばアルコールの5倍ほど下げるんじゃないかな。そしてその緩和も当然5倍になるから、依存者はますます安堵感を快楽と勘違いしてしまいアルコールより依存度が5倍になると言った具合になるのてはないかな。



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