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Photo by
inagakijunya
過去は輝いてみえるものだけど
皆さんが青春ときいて思い出すのはいつの頃だろうか。
私の青春は間違いなく高校時代に詰まっている。
部活に打ち込んでいい賞を貰ったとか、大恋愛をしたとか特別なことは何もなかったけれど
毎日が楽しかった。甘酸っぱくてさわやかで、青い春とはよく言ったものだ。
友達と憧れの先輩にこっそりあだ名をつけてバレないようにきゃあきゃあ言ったり、廊下で靴飛ばしして先生に怒られたり、今考えると馬鹿なことばかりしていた毎日。でも、10年以上経った今でも当時の馬鹿話を友人たちとすると、変わらずお腹が痛くなる位笑えるのだからきっと大きな財産なんだと思う。
いつか娘が学校に行くようになった時、そういう時間を過ごして欲しいと思うのは親のエゴだろうか。
もちろん学校でいじめを受けたり、我慢できないほど嫌なことがあるなら無理に行かなくてもいいと思う。きっとこれからの時代、学校だけが学びの場ではないだろう。
だが、貴重な子どもの時間を子どもらしく過ごすことができるのは学校なのかな、と思う。規則や人間関係を窮屈に思いながらそれを時には壊して、叱られたり、許されたりして、しっかり土台をつくって欲しい。大人になれば嫌でもその土台にたくさんのものをのせないといけないのだから。
どうかこの子に青い春がきますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
学生時代にいい思い出がある人ばかりではないと思うのでこういう文章をあげていいのか悩んだのですが、自分がこんなことを考えたという記録に。
いつかまた考えが変わることがあれば直すかもしれません。
うさぎ
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