見出し画像

【ギリシャの楽園】幸福の島パロス島で暮らすための【お金の話】

ヤーサス!(Γειά σαςこんにちは)
こんにちは、日本人宿サクサクハウス(@sakusakhouse)です!!
ヨーロッパ全土を襲った寒波の影響で、2月上旬ごろまでパロス島では強風が吹き荒れる日々が何日も続いていました。そんな強風も去り、最近は穏やかな天候に戻りつつあります!短い冬が終われば、ギリシャには短い春が来るのですが、その後ハイシーズンへ突入します。

さて今回は、ギリシャ滞在を続けるには欠かせない「お金の話」です。ギリシャのお金に関する重要なポイント、具体的には基本情報からブログ主がギリシャに来てから気づいたことなど、いろいろまとめましたので、詳しく解説していきます。
Τώρα, απολαύστε την ανάγνωση!!!
それでは、ぜひご高覧ください。

はじめに
ギリシャを訪れる際に欠かせないのが「お金」。お金だけではなくて、お金事情に関する情報を整理しないといけませんね。国ごとに違うのがお金事情の常、ギリシャ国内での支払い方法や為替レートなど、お金事情を理解しておくことで旅行がより快適になります。安心して旅行を楽しむために、事前に知っておくべき情報をご紹介します。

ギリシャの通貨と為替レート
ギリシャの現地通貨は現在ユーロ (EUR) です。2000年までは自国通貨ドラクマ (Δραχμές, Drachma)が使われていましたが、2001年にユーロに変わりました。

写真1 EUR/JPY ユーロ円の為替相場グラフ(5日間)


写真2 ユーロの写真
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E7%B4%99%E5%B9%A3#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Euro_banknotes,_Europa_series.png

ユーロは、ギリシャを含むヨーロッパ諸国で共通の通貨として使用されています。ユーロ通貨圏は日本と同じく変動相場制なので、為替レートは常に変動しています。そういうわけで、現地で外貨両替を行う際にはレートに注意して下さい。あと為替手数料などが追加されることもあるため注意が必要です。みなさんがギリシャに来られて、日本円をユーロに両替するとき、より有利なレートで両替したいですよね!?そのため、複数の両替所や銀行を比較することがおすすめです。基本的に観光地エリアや空港など、人の行き来が多くて目立つところにある両替所はレートが悪いのは、他の国と変わりません。

カード決済はギリシャは進んでいる方だと思います。基本的にそこら中にあるキオスクの一部、また、観光地の売店やレストランではカード決済(タッチ決済)が一般的に利用されています。ただ、それでも一部の小規模な店舗や田舎では現金が必要な場合もあります。ブログ主が「現金だけ」と言われたのは
1) メーター制でないタクシー (運転席のところに機械があるかで見分けられますし、基本ついていないのでタクシー乗車の際は現金が必要だと思っていたほうがいいです)、
2) 郊外·離島を走るバス、
3) 農家が開く産直青空市場、
あとは
4) 教会のお布施くらいです。

ブログ主は常に財布に20~50ユーロは持ち歩いています。ただ注意が必要なのは、硬貨や小額紙幣をなるべく多く持つことです。日本だと高額紙幣 (一万円札) でも対応してもらえますが、ギリシャではキャッシュレス決済の浸透で現金の流通量が少なく、大型店でない限り20ユーロ以下の買い物に50ユーロ以上のお札を出すと店員さんが他の店にお釣りの現金を替えに奔走することになります。こうなると長時間ムダに待たされるので、なるべく硬貨や20ユーロ以下の紙幣を持ったほうがいいです。小額紙幣は、例えばスーパーで10~20ユーロ買い物して、端数を合わせずに(端数を聞かれても「ない」と言い張って)50ユーロくらいの高額紙幣を渡すと自然と増えます(笑)ここら辺の事情、日本国内と勝手が違うので、ぜひとも把握しておいて下さい。

クレジットカードと現金の使い方
前に書いたとおり、ギリシャではクレジットカードの利用が一般的です。観光客がクレジットカードを利用する際に気になるのは通用するブランド。ギリシャでは、VISAや MasterCardが広く受け入れられています (アメックスは通用率やや落ちますし、JCBは悲惨です)。

また、クレジットカードを利用する際には、通貨の変換手数料や利用限度額に注意することも大切です。海外旅行保険やサービス付帯のクレジットカードを利用することで、旅行中の不慮の事態に備えることができます。一方、現金を使う場合には、ATMの手数料やレートにも注意が必要です。現地の銀行やATMを利用する際には、手数料が高額な場合があるため、複数のATMを比較して利用することで費用を節約することができます。

キャッシングについて:クレジットカード (デビットカード) を使ってATMでキャッシング (現金引き出し) することはギリシャでも可能です。注意すべきは手数料で、日本より多めに取られますので、手数料の安い銀行を選ぶことをお勧めします。ブログ主が自分のクレジットカードで調査した結果では、ALPHA BANK (アルファ・バンク) が一番手数料が少なかったです (一回 1.80〜2.50ユーロ)。

ALPHA BANK: https://www.alpha.gr/en/ (英語版)

それに続いて PIRAEUS BANK (ピレウス・バンク) や ETHNIKI BANK (ナショナル・バンク) が続きます (3.00 ユーロ以上)。クレジットカードで引き出しの際、必ずCREDITを選び、加えて現地通貨決済を選ぶことを忘れないでください (日本円決済は銀行の特定レートを使うので、不利になります)。引き出し額の画面に移ると、80ユーロから500ユーロ以上のボタンが表示されますが、右下に引き出し額を設定できるボタンがあるので、希望額が候補になければ、そこで設定します (ただし、ATMに準備された紙幣は20ユーロと50ユーロだけのようで、2種類の券種を組み合わせた額じゃないとエラーが出ます (笑)

臨機応変な支払い方法を選択し、快適な旅行を楽しみましょう。

費用はどれくらい?どうやって管理したら良い?
ギリシャを訪れる際には、費用の見積もりと予算管理が重要ですよね。航空券、宿泊費、食事、観光など、各項目の費用を事前に把握し、旅行予算をしっかりと立てる必要があります。とはいえ、予算は旅の楽しみ方で千差万別に変化するので、一概には金額を言うことができません。ただし、最低予算は次の目安で大体掴めると思います。

軽食: 3ユーロから6ユーロ
レストランで外食: 10ユーロから(安くても)
宿泊費: 12ユーロから(相部屋ベッド1台)
宿泊費: 25ユーロから(ホテルシングル1部屋)
バー: 20ユーロから(ビール2杯とカクテルなど)
交通費: 5ユーロから(アテネ市内で2回ずつ地下鉄とバス乗った場合)
タクシー: 10ユーロから
観光地入場料: 30ユーロから(名所や博物館など数箇所訪問の場合)

現地での支出を見据えて、余裕を持った予算設定を心掛けることがポイントです (ブログ主は30%程度余分に用意します)。旅行中に発生しがちな予期せぬ出費に備えるためにも、緊急時の予備を確保することを強くお勧めします。
出費のかさまない旅行計画を立てることで、ストレスなく旅を満喫できるでしょう。

観光客が気をつけるポイント
ギリシャを訪れる際には、観光客が気をつけるべきポイントがいくつかあります。まず、貴重品や現金は常に安全な場所に保管し、観光地や人混みでの盗難に用心しましょう(ブログ主、一回だけアテネで財布盗まれました)。バッグや財布には目を離さず、身近なスリや詐欺に(たとえば、花売りやミサンガ売りは詐欺にターゲットとなる人を見極める材料情報を提供しているので)注意を払うことが大切です。また、観光客が乗車する公共交通機関(地下鉄駅やバス停など)やタクシーでは、正規の料金やルートを確認してトラブルを避けるようにしましょう。観光地での買い物や飲食においても、明朗会計かの確認や、レシートの保管が重要です。

まとめ
ギリシャの旅でお金を使う際は、通貨や為替レート、クレジットカードと現金の使い分け、費用の見積もりや予算管理、観光客が気をつけるポイントなどに注意を払うことが大切です。お金の使い方を理解し、計画的に旅行を楽しむことで、安心して快適な旅を過ごすことができます。ギリシャでの思い出に残る素敵な旅行をお楽しみください。

こちらギリシャ情報を常に発信しています。いろいろ役に立てられれば幸いです!
ではまた~~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?