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【渋谷のゴゴイチ】311防災意識と骨髄バンク

東日本の大震災から8年。
そのとき私は銀座のホテルのカフェにいた。
交通機関が麻痺していることがわかって、ようやく自分が帰宅難民になったこと知るまでの数時間、ネイルサロンにも立ち寄った・・・・って、今思えばなんという危機管理能力の低さ!
それからは、いつもは電飾で明るいはずの暗い街をいくつも抜けて、4時間かけて徒歩で帰った。

あの経験から8年・・・
防災意識は高まったものの、万全かと言われればそうではない。
今日の担当番組の日が「その日」でとても良かった。
防災について、自分の口から語れる機会ができたのだから。


渋谷のラジオは、防災に対するプライオリティが高い。
コミュニティラジオってそういうもの、という発想は、渋ラジで知った。
「いざ」の時の各所との連携、狭いスタジオの中の備蓄、防災フェス、etc・・・
こういう場所で意識のアンテナを立てられることに感謝。

相方の女子大生、なりちゃんが調べてきてくれた「全国統一防災模試」は、早速受けてみよう。
https://bosai.yahoo.co.jp/pr/201903/

今回の渋谷のゴゴイチは、防災についてのお話が前半。


そして後半。
毎月面白い情報を届けてくれる、軽快なノリの渋谷区観光協会 村上さんと、骨髄バンクの普及活動を行っている「一般社団法人SNOWBANK(スノーバンク)」の代表の荒井DAZE善正さんがゲスト。

一般社団法人スノーバンク
http://snowbank.jp

DAZEさんはこの活動を、自身が「慢性活動性EBウィルス感染症」という100万人に1人の難病にかかり、骨髄移植を通して寛解した経験から、骨髄バンクの必要性を呼びかけるために始められたのだそう。

知ってた?
骨髄バンク登録は、献血と同じくらい・・・というか献血のついでに簡単に登録できるんだって。

骨髄というのは、親でも一致するケースがほぼないそうで、不思議なことに赤の他人に型が一致する人がいるものなんだそう。

想像してみて。
自分の子供、家族が難病になった時、

「もう、自分の身体のどこでもあげるから、治して!!!」

と思う気持ち。
でも骨髄はあげることができない。

「誰か、誰か、お願いだからうちの子を助けてください!」

・・・そんな風に思うよね。

骨髄バンクは、どこかでそんな想いをしている誰かにとって、もしかして自分が救いの存在になれるかもしれない、その可能性を宣言しておくこと。

これは知っておかなくちゃ。
そして近日中に登録に行かなくちゃ。
私は行く。
もうスケジュールに書く。うん。書いた。

DAZEさんはそんな素晴らしい活動家だけど、元々はプロスノーボーダーであり、あのサンボマスターなどと合同企画でライブ出演するバンドのボーカルでもある。

渋谷区観光協会の村上さんの人脈の多さと深さには脱帽する。次回はどんなゲストだろう。楽しみすぎる。

渋谷のラジオに関わってからというもの、真のアーティスト、活動家に出会う機会が多い。
彼らの、まっすぐに自身を表現することを追究してきた生き方、姿勢を目の当たりにすると、自分の人生の遠回りを呪わずにはいられなくなる。


でもその度に、いつも

「いまから、ここから」

と言い聞かせて、表現家としての自分を鼓舞するようにしている。

番組中にはそんな感情、絶対に出さないようにしてるけどね。


今日の放送はこちらから。
https://note.mu/shiburadi/n/nfcd134a0ccda


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