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予防薬は儲からない。だからヒトの免疫はほとんど研究されていなかった。

風邪を予防したら風邪薬が売れない。

メーカーは儲けを減らす薬の開発などしません。だから免疫やワクチンの研究は低予算だった。

それゆえに、人類はこの分野をほとんど解明していない(注1)。

 まさか「毎年流行する単なる風邪」の予防薬を世界中の人が欲しがるとは、薬品メーカーも予想していなかったのです。

 これが今回のコロナ騒ぎの背景です。わけもわからずに「専門家」が知ったかぶりで騒いでいる。「専門家」が「何もわかりません」とは言えないですからね。同情はします^^;

注1:わかりやすい事例として、マスクの予防効果すら不明だ。100年も前からあるのに、調べようと思った人は、ほとんどいなかったのです。
 ちなみに今日現在も不明です。怪しげなコンピュータシミュレーションはあるが、実証試験はない(笑)

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 似たような話として治療薬も儲からない。病気が治ったら、その人はもう薬を買わないからです。だから風邪の治療薬は存在しない。

 じゃあ、儲かるのは何か?

 対処療法の薬です。鎮痛剤、解熱剤、降血圧剤、抗うつ剤、、、この種のものがドル箱です。患者は病気が治るまで何年も、あるいは死ぬまで買い続ける。

 しかもワクチンは、普通は一生に一回しか打たない(コロワクは異例)。
 一方、降血圧剤や抗うつ剤は毎日飲む。使用量が桁違いなのです。

 今の薬品メーカーを支えているのは、この種の薬品です。だから彼らはこの分野には巨額の投資をしている。一例が向精神薬です。この分野は、毎年のように「新しい病気」が生まれる。

 実に美味しい市場なのです。

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だからと言って、薬品メーカーを悪人呼ばわりして責めても無意味です。

 仮に、善意の塊のような人が「私は予防薬を作る!」と莫大な投資をして製薬会社を作ったとしましょう。
 すぐに倒産します。利益が出ませんから。
 
  こういう事は、非営利組織でやるしか無いのです。普通は国家です。軍や消防と同じカテゴリに入ります。

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