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米国が同意すればウクライナはモスクワを直接攻撃できる。

 ウクライナ北部からモスクワまでは500kmしかない。巡航ミサイルトマホークで容易に攻撃できる。つまりクレムリンを破壊できる。今のロシア軍には防御できないだろう。冷戦終了と伴に防空能力は失われたからだ。
 また有人航空機による爆撃も有り得る。危険な任務だが志願者には事欠かないだろう。

 さらにまたモスクワの南側にある主要都市であるスモレンスクやボロネジ、ベラルーシの首都ミンスクは300km程度の距離なので、米軍の陸上発射戦術ロケットの射程内だ。

 米国がウクライナに兵器を供給すれば、ロシア本土を攻撃するのは簡単なのだ。プーチンはキーフの民間人を攻撃しているので、ゼレンスキーにはモスクワ攻撃の大義名分は十分すぎるほどにある。

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 プーチンはこれを恐れていると思う。モスクワ民間人に死者が出たら、厭戦デモどころか革命が起きるかもしれない。

 ただし米国とウクライナがこれをやるのは政治的に難しい。ゼレンスキーは政治的に民間人攻撃は許容し難い。

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 米国から見れば、モスクワ攻撃はプーチンにワシントン攻撃の口実を与えるようなものだ。

 結局は核兵器を持つ国が強いのです。

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