見出し画像

日本で長寿がもてはやされるのは、老人医療は100兆円の巨大市場だからです。

 日本では毎年150万人が死にます。彼らは典型的には2千万~3千万円の医療費を使う。
 「そんな大金を払うわけがない」と思う人がいるでしょう。でも払うのです。カラクリは健康保険にあります。
 典型的な日本人は一生で2~3千万円の保険料を払います。そして、高齢者医療の治療費のほとんどは健康保険から出る。患者の負担割合は1割あるいは実質ゼロだからです。
 また普通の人は若いうちには病院に行かないので、一生を通じて使う医療費のほとんどは最後の10年に集中します。

 そんなわけで、医薬品、医療機器、病院は年間100兆円のビッグビジネスになるのです。日本のGDPの2割、国家予算の全額に匹敵します。

 もしも老人が延命を拒否したら、この市場がいきなり数分の1になる。だから陰に陽に医療業界は安楽死に反対します。

****
 「彼ら」は貪欲です。それはコロナワクチンを巡る騒動でもわかると思います。あれもビッグビジネスです。これほど巨額の医薬品取引は、人類史上初めてです。
 ほとんど開発費を使っていない薬品を、10億人単位に販売するなど、濡れ手に粟の大儲けなのです(注1)。

注1:通常ならば、ワクチンの開発・安全性確認試験には10年単位の時間と労力が必要です。また認可を受けるにも膨大な費用が掛かる。
 その2つをすっ飛ばしたのです^^;

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?