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数学や論理を問題解決手段として重視するのは馬鹿げたことだ。 あれは道具の一つに過ぎない。もっといい方法がある。
まずツールとしては、演繹的推定よりも、帰納的推定や試行錯誤が有効な場合が多い。
論理は数学では必須だが、問題解決に必須のツールではない。コミュニケーションでは時として役に立つがこれまた必須ではない。
多くの場合にはコミュニケーションでは感情の方が役に立つ。共感というやつだ。
多数の個体による協働では共通の目的意識が必要だ。これを得るには論理よりも感情の方がいい。論理による説得は共感による納得よりも効率が悪い。
論理は大脳新皮質のソフトウェア処理系を使うが、感情と共感はハードウェア実装の機能だからだ。
論理的判断は意識下で行われるが、意識というのは大脳新皮質の情報処理機能の一つだ。そしてハードウェアの制約によりシングルタスクであり、しかも非常に性能が低い。たかだか10回/秒の処理しかできない。つまり大脳に流れる電流信号の周波数は10Hzだ。これは実験事実。
一方で、感情と共感は無意識下の処理だ。そして無意識下の処理というのはハードウェア(シナプスの結線:ニューラルネットワーク)によるパラレル処理だ。だから無意識な処理の方がはるかに能力が高い。
そして共感という道具に関しては、男性よりも女性の方が圧倒的に能力が高い。だから多くの場合に共同作業は女性の方がうまい。
男は議論と会議ばかりして、とにかく結果を出さない。コミュニケーション能力が低いので、問題解決能力も低いのだ。
これが如実に現れる集団がエンジンニアだ。
我々はたまたま今、男性主導の社会にいるので、演繹的推定による問題解決を使う場合が多い。
しかしそれが最適なのではない。単に男性にはその手法しか使えないだけだ。
ほとんどの場合に論理による問題解決は非常に効率が悪い。
なお、コミュニケーション能力の低さが問題になる場合が多いが、コミュニケーション能力と言語能力はイコールではない。現実には言語はコミュニケーションの中で1割か2割のウェイトしか占めていない。
残りは感情表現や表情、ボディーランゲージを使っている。
これに関しても、我々は男性優位の社会にいるので言語能力の価値を過剰評価している。
しかし問題解決手段はもっと他にもあるのだ。
多くの場合に感情によるコミュニケーションの方がはるかに効率が良い。
これがサービス産業においては女性が有能である理由だ。
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おまけ
男性の仕事のやり方が下手だという、実にいい事例がある。
この文章だ(笑)
多くの人は、こんな理屈っぽくて長い文章を読むのはうんざりのはずだ。そして、現にほとんどの人が読まない。(その事を私は知っている(TT))
私には実に有能な女性の知人が何人かいるが、彼女たちはこんな文章は読まないだろう。たぶん読んでも「そんなの当たり前じゃん」で終わりだ(笑)
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