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日産はひどいが、トヨタはもっと悲惨^^

これの続きなのですが、日産は米国との取引なのでまだマシです。

トヨタは中国に社運を賭けている。なぜ????

しかも日産はEVと言っているのに、トヨタは水素。

確かに水素を燃やしても水しか出ない。しかし水素を生産すると、(今の技術では)大量のCO2を発生する(注1)。それを避けるには、莫大な電力を必要とする。
 トヨタは「太陽光発電で賄う」と言っていますが、だったら最初からEVの方がいいですよね(笑)

注1:ハーバーボッシュ法の水蒸気改質です。

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まあ、トヨタのやっていることは、そのぐらいデタラメなのです。

あと、異様に中国に対して評価がポジティブ。しかも根拠がない。

今どき、中国が生産国としても市場としても有望だなどと言っているのは、世界でもトヨタぐらいのものです。(注2)

注2:私はトヨタのトップは中国の影響下にあると考えています。つまり豊田会長のことですが。
 この種のことは、中国政府はとても得意で実績が無数にある(注3)。そして豊田会長は絶好のターゲットだ。そしてあまりにも無警戒で無防備。日本は平和すぎましたからね。
 手段と動機を持つ「敵」が存在するので、すでにやられたと考えるのが妥当な推定です。むしろやられていない理由を考える方が難しい
注3:ハニートラップ、単純なウソ、おだて、収賄、世論操作、地位や権力の提供、脅迫など、手段は色々あります。
 もっと言ってしまうと、トヨタには「日本国籍以外の人は雇わない」などという規則はない。あたりまえですが。幹部、取締役クラスには何人も中国人(および中国系日本人)がいておかしくないのです。普通に考えるといるでしょう。これもいないと考える方が無理があります。

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なお、国際社会はもちろん、この事に気付いています。つまり主要な政府、企業、マスメディアは気付いている。

でも、全然話題になっていない。なぜか?

彼らにとってトヨタはどうでも良い存在だからです。特に米国のスタンスは、「自動車産業がどうでもいい」のです。トヨタの米国工場はなくても困らないという意味です。

トランプは知らなかったようですが、現代の米国は工業国ではない。GDPの7割がサービス業だ(注4)。

注4:あえて言うならば、工業よりも農業の方が重要。農業生産物は文字通りの「生活必需品」であり、ガチガチの戦略物資だからです。
 新車が手に入らなくても10年ぐらいは耐えられますが、食料品がなくなったら、1週間後には人が死に始める。どちらが重要かは自明です。

米国人はトヨタ車がなくなれば、フォルクスワーゲンかルノーを買うでしょう。それだけの話。自動車は「手に入れば何でもいい」という類いの商品なのです。
 ちなみに自動運転とEVが実現しない(テスラ車は使い物にならない)ことは、主要な投資家はみんな知っています。テスラ株を買っているのは(素人)個人投資家です。

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例えば、皆さんは世界最大の鉄鋼メーカーを知っていますか。オランダのミタルスチールです。普通の人は名前も知らないでしょう。トヨタはそろそろそういう位置づけです。

もっと言うと、世界最大のトイレットペーパーのメーカーはどこか知っていますか。私も知りませんし、調べる気にもならない^^;

もう少しすると、自動車メーカーはそういう扱われ方になります。これを自慢げに話す場合には、気取ってコモディティ化と言います(笑)




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