実はヒトに限ってはラマルクは正しかったのかもしれない
腸内の共生細菌により遺伝が起こるという立場に立てば、これはラマルクの言う獲得形質が遺伝するという意味です。
でも、これはヒトに限った話です。幼児期に形成された腸内細菌が一生に渡って大きな変化をしないからです。
これはダーウィンが言っていた事がひっくり返るような、なかなか面白い話なのですが、ちょっと深入りするにはややこしすぎます。
保留します😅
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補足
獲得形質の遺伝は生後に作られた特徴が、子供に遺伝するという話です。
2、30年前までの遺伝の常識では、獲得形質は遺伝しません。遺伝はその動物自身の細胞が持つ遺伝子によるとされていたからです。
しかし、腸内細菌が子供の特徴を決めるとなると話が変わる。
例えば母親が生まれた時には肉食だったけれども、出産までに草食に変化したとする。母親の腸内には草食に適した細菌群が存在するでしょう。それが子供に移転します。故に子供は草食になる。そういう意味です。
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この議論はツッコミどころがあって、母親の特徴が生後に変わるのか変わらないのか、どちらの立場で議論しているのかよく分かりません。考えてみるとややこしいです😅
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