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私だけ貰うのは悪い、という遠慮は要らない。というかそういう組織で暮らすべきです

 「いやいや、私だけそんなことをして貰ったら、他の人に申し訳ないです」
と言うのは、ありがちなセリフです。でも、遠慮することはないと思いますね。「他の人」は、また別の機会に誰かから「何か」を受け取りますよ。おそらくはあなたから

 そういうのは、回り持ちです。誕生日プレゼントと同じ。それが助け合いの基本です。
 何も毎回、同じ時に、同じ物を全員が受け取らなくていい。それをやると、非常に効率が悪くなる。ところが、それが「公平」だと思ってやりたがる人も多いんですよね。というか、そうしないと文句を言う人がいる。

 そういう組織は抜け出しましょう。ダメな組織です。上手く機能している組織は、「好意」を貸し借りするのです。その方が俄然うまくいく(注1)。

注1:良い例が家族です。中学生は「働かないで受け取るばかり」と悩む必要などありません。存分に受け取って、将来、自分の子に与えれば良いです^^

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 ただ、その種の組織を機能させるには、メンバーに高度な能力が要求されます。それがないと、あっという間に不公平が発生し、チームワークが崩壊します。
 貸し借りを上手く公平に運用するのは難しいのです。でも、そこをクリアするのが有能な組織です。

 日本の大企業では、ほとんど見ることはないですね^^;
 このやり方が機能するのは、せいぜい10人ぐらいまでの小集団なのです。そして、それゆえに大企業は生産性が悪いんですw

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