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正規雇用が減ったわけ3:正規雇用を前提としたビジネスが減った。

 正社員をじっくり育てて大事にするビジネスもあるし、最初から短期労働者を前提にしているビジネスもあります。

 例えばコンビニ、ファミレス、ファストフード、ユニクロなどは、非正規社員を雇うのを前提としているし、そうしないと成立しないビジネスモデルだ。
 サービス業は需要変動のリスクが大きいので、正社員を大量に抱えて固定費が増大すると、簡単に倒産する。だから非正規ありきです。(注1)

 これらの割合が増えている。理由の一つは製造業が減ったから。日本は工業立国からサービス業主体の経済に変わりました。

注1:ここで企業に正規雇用を要望しても無駄です。正規雇用が前提ならば、採算が取れないので彼らは起業、事業拡張(新規出店など)をしない。仮に法律で正規雇用しか認めないようにしても、正規雇用は増えません。

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