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週休3日制が増えている:選択肢が広がるのは良いことです。

 稼ぎたい人もいれば、そこそこで良いという人もいる。みんなが同じ時間を働く方がおかしいのです。

 アサヒは、相変わらず格差云々と本質的でない所を取り上げますが、週休3日がいい人はそういう職場を選べばいいし、1日がいい人はそれを選べばいい。大事なのは選択肢が十分に存在する事です。
 これから就職する人は好きに選ぶでしょうし、今の職場が嫌な人は転職するでしょう。望みを叶えるのは苦労するかもしれないし、叶わないかもしれませんが、そんなことは人生では当たり前です。頑張るしかない^^;

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 そもそも週休〇〇制などというのはサラリーマンだけの話です。一般論として言えば、労働者は自分の労働時間を自分で決めるのが普通です。格差もへったくれもない。
 農民、漁民、商店主、個人事業主、経営者は昔からみんなそうです。そして、歴史的にはこちらの方が主流です。サラリーマンで9to5なんて、ここ100年ぐらいの「流行」に過ぎない。(注1)

注1:特筆すれば「夜の仕事」の女性たちは、ほとんどが自己裁量でシフト(勤務日)を決めています。それが「夜の仕事」の最大のメリットの一つなのです。
 学業&仕事、育児&仕事をこなすには、これが実に都合が良い。彼女たちは忙しいし賢いです。「決まった時間を会社にいればいい」なんて生ぬるい発想はしません^^;

 多くの男性は、女性があの仕事をやる理由を「女の武器は高く売れるから」ぐらいにしか考えていないでしょう。
 でも違う。あれは「自分の時間を最も効率よく利用する職業」なのです。あのような職種は他にはあまりありません。
 また別の視点から見ると、それを実行して成功するのは難しいです。頼みの綱は自分の能力だけ。需要(≒顧客)の管理も自分でやるしかない。
 これは大企業の「エリートサラリーマン」でもほとんどの人は無理でしょうね。ましてや「うちの会社は休みが少なくて」なんてボヤいているような受け身の人には無理無理です。そんなものは自分でコントロールするんですよ^^;(注2)

注2:ちなみに弊社(私は社長です^^)には休日はありません(笑)。仕事をしなかった日があるかという意味で言うと、もう5年ぐらいないです。というか、会社創立以来、1日もない^^;。
 でも仕事はおもしろいし楽なので平気です。「仕事の合間」に十分に遊べますし。
 そういうものは自分で好きな様にやればいいんです^^

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 繰り返しになりますが、自分の労働時間は自分で管理するのが当たり前になるでしょうね。
 そんなものを政府や会社に決めてもらう方がおかしいのです。

 週休3日制度だって「その会社の休日が3日」という意味であって、その人が週に4日しか働かないという意味ではない。「休日」に副業をやる人もいるでしょう。ダブルワークの人は今でも大勢いる。
 多分その方が生産効率は高いし、収入は安定する。合理的なやり方です。

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 普通に考えれば、週休3日の人の稼ぎは2日の人より少ないです。周りの人と同じ生活水準を保ちたければ「休日」に働くでしょうね。日本人は「平均以下」になる事が大嫌いですから^^;
 ただし「働く」には育児・家事も含まれますから、必ずしも「複数の会社に就職する」という意味ではないです。その3日の間に育児と家事を大量にこなせれば、その分だけ「時間の空いた妻ないしは夫」が現金収入を得るための仕事ができます。それも一つの合理的解です。

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