人付き合いが上手になる「病気(?)」がある。ケーススタディ
脳にある扁桃体が機能障害を起こすと「対人恐怖」がなくなるらしい。と言うか、「恐怖」「不安」は扁桃体が持つ情動機能なので、これが壊れると恐怖を感じなくなる。
この扁桃体が明確に壊れている患者がいた。MRIで発見された。この人物が異様なまでに「コミュニケーション強者」なのだそうだ。誰とでも仲良くなれる。誰が相手でも、平気で話しかけて、なおかつ相手に好感を持つことができるらしい。
しかし、これは広義では病気だ。対人不安は必要だから、本能として存在する。裏を返すと、対人不安を感じ