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Day2●またたび (Acoustic Version)


ミニアルバム「ボタン」のリリースを記念して、さくらしめじ公式noteにて3月8日(月)〜3月14日(日)までの1週間、全曲解説を撮り下ろし写真とともに毎日17時にアップする企画、2日目は「またたび(Acoustic Version)」です🐱
猫と僕が2016年から時が経ち、どのように変化しているのか。
本日もお楽しみください📖


彪我 「またたび」は、猫と僕の話じゃないっていうところにたどり着いたんですよね。


雅功 そうそう。まず、最初に、二人で主人公の設定をちゃんと考えるところからスタートして。“僕”は大学進学と同時に上京してきて、桜上水に住んでる。大学1年生の時は東京の生活を満喫してたんだけど、2年生になって、ちょっと孤独感を覚え始めてて。若干、ホームシックになってる中で、帰り道に毎回、1匹の猫がいて。その野良猫はいつも一匹なんですね。いつも一人でいる猫をなんだか自分と重ねてしまって。「大丈夫かな? 家族はいるのかな?」と考えているうちに、猫の家族と自分の家族も照らし合わせていってしまい、自分の温かい家族を思い出すっていう。で、最後は猫がいなくなっちゃうけど、ほんとにいなくなってるのかなっていう話をして。実は、まだいるけど、主人公が見えてないだけじゃないかって話になって。猫は帰ってきてるけど、下じゃなくて前を向いてるから気づけないだけなんじゃないかって。

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あと、最後の<家に帰ろう>は、実家とか、自分の大切な場所に1回、戻ってみようかなっていう意味での“家”。今回、僕らがリバイバルで立ち返っていることにも繋がってるんじゃないかって、二人でずっと話してたね。

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彪我 うん、今、全部、綺麗に説明されました(笑)。猫に語りかけてるんじゃなくて、本当は自分のことを歌詞にしてるんだなっていう見方もできるんだなと思って。今回、リバイバルした3曲、全曲に言えるんですけど、改めて、好きになりましたね。さくらしめじの曲は、自分たちで歌ってても、歌詞がほっこりするなとか、いいなって思うことが多かったけど、今回、改めて、自分と重なる部分がいっぱいあるなって感じて。自分たちで言うのもあれですけど、すごくいい曲だなって思います!

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雅功 (笑)歌いわけも全部変えたんだよね。
彪我 雅功が主メロを歌うパートが増えました!


雅功 あと、<パンの切れ端>は二人で歌ったね。最初は僕一人だったんですけど、初めての情報で悲しさを出さないといけないので、一人より二人のパワーがいいかなってことで二人になって。ここでパンを食べてた、大事なシーンだっていうのが伝わるといいなと思う。

でも、本当に僕らが言ってること --これが正解なわけじゃないんですよ。

あくまで僕達が想像した1つの結果であって、
皆さん、それぞれのマルチエンディングを楽しんでほしいです。


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インタビュー&文✏️永堀アツオ
撮影📷鈴木友莉
企画✊チームさくらしめじ



読んでいただきありがとうございました!
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当選者にはさくらしめじ公式noteよりメールをお送りします📩
(こちらのプレゼントキャンペーンは既に終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。)


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読んでいただき、ありがとうございました! さくらしめじの音楽が届きますように🍄