『ごんぎつね』の読みで「心の通い合い」をテーマにすべきだろうか
■二つの指導案と小学校の授業で扱うテーマについて検索でヒットするトップページの『ごんぎつね』の指導案が「心の通い合い」を作品のメインテーマにしている。その他のいくつかの指導案を確認しても心の通じ合いをテーマに据えている(ただし、据えていない指導案もある)。まず、「心の通じ合い」をテーマにした指導案を引用して様子をみよう。
この二つの指導案は、同じ「心の通じ合い」をテーマにしているが、物語の焦点が別である。「兵十に撃たれてしまう」を物語の焦点とする前者の指導案、「ぐったりと目