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【ふくい9月旅】米どころ東郷を愛し明日の「おつくねのまち」を結ぶひとたち(2)テクノ法要と銘酒白岳仙を訪ねて
目次
▶︎安本酒造さん
仙人になるまでお酒づくりを
▶︎浄土真宗 本願寺派 一乗山照恩寺さん
当時の最先端を、いまの最先端で
さて、東郷地区のまち歩きの続きです。
前回はここです↓
東郷地区には、いくつか酒蔵があります。本日の蔵訪問は、創業1853年、国登録の有形文化財に指定された伝統的な造り酒屋の温かみと風格のある屋敷構えを今なお残す、安本酒造さんを訪ねました。
一説によると平安時代から続いているという、大変由緒のあるお家です。
奥さまが、出迎えてくださいました。
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仙人になるまでお酒づくりを
「安本酒造は幕末からお酒をつくりはじめて、それ以来ずっと酒造りを、なりわいにしてまいりました。代表銘柄は、白岳仙(はくがくせん)です。白岳仙の名前には思い入れがありまして、「白」は、お米を磨く白山山脈系の伏流水を仕込み水にしていること、「岳」は息子の名前を一文字入れさせていただきました。
お酒造りは精進しないと、いいものは作れない。苦しくなっても逃げ出さないようにという親の気持ちがこもっています。自分の名前を入れることによって、思いが高まることを願いました。
「仙」は、人偏に山なので、人が山ほど集まりますように、また、お酒造りを仙人になるような気持ちで頑張ってほしいという願いをこめています。」
母心の思いに支えられ心をこめて醸されてきた白岳仙。やわらかなラベルの黄色が上品です。お土産にと購入させていただきました。
ラベルも上質感がただよい、飲むまで飾っておくのを楽しみたくなる、そんな美しいデザインです。
![](https://assets.st-note.com/img/1666266169461-qZS7tjnxDs.jpg?width=800)
お酒造りに欠かせない仕込み水は白山水脈伏流水の中硬水を使用しているそうです。
お酒自体は主張しない食中酒造りをめざしており、五百万石の酒米を使い、後味やキレが良く
すっと入って飽きのこない、かつ存在感のある
お酒を目指されている、とお話くださいました。
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安本酒造さま
福井県福井市安原町7-4
http://www.yasumoto-shuzo.jp/
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まち歩きを続けていきます。
東郷地区は、道も川も本当にきれいで塵などもなく整っています。
町を大事に思っていらっしゃる有志の方々で、
道や川をふだんから手入れをしていらっしゃる様子が伝わってきます。
こんなバス停もありました。
東郷は、「おつくね」や「トックリ軒」など
ネーミングも、チャーミングなのです。
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当時の最先端を、いまの最先端で。
立派なお寺に着きました。
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浄土真宗本願寺派「照恩寺」さんです。
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お寺のなかに素敵な寺カフェがありました。
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おお!
かのテクノ法要のデモンストレーション中、
ライブで拝聴できるなんて感激です。
ご住職の朝倉行宣氏が手掛けるテクノ法要について、照恩寺さんのウェブサイトには、このように記されています。
「極楽浄土は光の世界」という認識を基に、空間(寺の内陣に限らず、ホールや野外なども含む)を現代の光(プロジェクタ投影・舞台照明)で装飾し、昔から伝わる声明(お経など)を時空を超えるテクノサウンドにアレンジしてお勤めを行います。
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赤や青のライティングに、南無阿弥陀(なむあみだぶつ)や、正信偈(しょうしんげ)のお経のプロジェクション.マッピングが繰り広げられています。
レーザービームのビート音も心地よく響いて
きます。
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極楽浄土が3D感覚だと、こんな感じかなと
思いました。
お寺の煌びやかな仏具と、テクノのサウンドが
自然とマッチ。ただ美しさに見惚れていたのでした。
音もプロジェクトマッピングもライティングも
すべて、元DJのご住職が作っていらっしゃるそうです。
「極楽浄土を表すための、当時は最先端だったものが、いまこうして続いているのだから、
いまの最先端で新しい表現をしてみようと
思っています。」とお話された内容のお話が
心に残りました。
癒される時間でした。
またぜひ、テクノ法要を体験してみたいです。
朝倉様、ありがとうございました。
照恩寺様
福井県福井市東郷二ヶ町36-9
https://www.show-on-g.com/
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伊藤ゆかさん、伊藤真紀さん、増山さんとアンバサダー
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