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note の コメント欄で、ときどき小さな約束をします。新しい約束は、蝶の写真を載せること。この蝶は、ウラギンシジミというそうです。

数年まえ、となりの県の神社へ おまいりしたとき、とことこ 橋をあるいていました。輝くように白い、はじめて見る蝶。きれい〜。


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(あるくとしか、よべない  たしかな  あしどり)


それから  おもむろに  水辺の切り株へ  とぶ。
そこで  落ちついて「ぱか。」と 広げた  はねの  いろ 。 は… 


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(はっと  息を  のむほど!)



わぁー!  もっとみたい、きれい、撮りたーい!!
と、さわぐ気持ちを つとめて 落ちつけ、二枚目を撮りました。

ぐうぜんの出会いが  心にのこります。
思い出深い 一日になりました。



そんな私の、まだみぬあこがれは、コメツキムシ。

かえるさんの『森の昆虫図鑑』の なかに、その虫が  いたんです。
ぺちんと、音たてて ジャンプ。そして、ころんと死んだふりをする虫。ずっと見たかった コメツキムシは、形が、なんともいえず かわいらしいんですよ。




かえるさんの記事のなかには、〈ウラギンシジミ〉も  いました、いました。 よかった、夢じゃなかった!  と、嬉しくなります。

ほかの虫たちも、オニユリも。生命力にあふれ、虫の暮らす場所の いきいきとした感じが 伝わってくるようです。


🍃    🍃    🍃


虫には、すきずきが あると  思うんです、私。

みんなが好き、とか  きらい、とか、ならないですもんね。
でも、私は  好きなんだなぁ。。ふしぎで、きれいで、意思をもつように感じます。

もちろん、コワイ虫もいます。いっぱい集まると、ぞわぞわして、はなれたくなります。職場にムカデが出たら、小さいものなら何とかつかまえ、追いだそうとしています(でも、内心は   ぎゃ〜)。


虫のこと、、、
たぶん、いなか育ちの中で、だんだんと  しぜんに好きになっていきました。

はじめて名まえを知った、シジミチョウ。つかんだり、はなしたり、追いかけっこ。田んぼからとんでくる ツマグロヨコバイには、いーっと 足をかまれ、大泣き。水路のそばではねを休める かっこいいシオカラトンボが、あの コワイ〈ヤゴ〉だったと知っては  ぜっく・・・。

小学生のとき、練習していた〈飛ばさず、くさくせず、カメムシさん お外へ… 〉というワザは、30年後、少年野球の駐車場当番で おかあさんたちの支持をえました。さらに10年後のいま、パート先の児童館で  完成(!?)しつつあります。

過去の私へ、あなたのしていること、くだらなくないよ。あんがい、やくだつよ。と、教えてあげたい。


はっとする  こんな出会いがあるから、生きることを やめられません。
知らないことがあるって、不安もつのるけれども、いっぽうで 驚きや 感動を あざやかにしてくれる、とても素敵なことかも しれません。


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(神社の ササユリ。ドクダミも?)



かえるさん あんなに感動した  ウラギンシジミとの ハッとする出会い、たった何年かでわすれかけていました💦 森の昆虫図鑑に載せてくださって、私におもいださせてくださって、ありがとうございました。

そして、親近感から  かってに女性と思い込んでいて、ごめんなさい。

虫好きのみなさん、ぜひ 訪ねてみてくださいね。
玉虫の記事も、カラスアゲハとオニユリの記事も ありますよ♪