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サクラサクアカデミー第2期Day5 開催レポート(12/18)

<新規事業の学校「サクラサクアカデミー」Day5が開催されました>
日時:2021年12月18日 14時-17時
内容:【新規事業企画検討】講義「プレゼンテーション」/メンタリング
講師:高森厚太郎先生・山崎伸治先生

2021年12月18日サクラサクアカデミーDay5。

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2021年最後の講義となるDay5がスタートしました。次回年明け、Day6ではチームで作った事業計画のプレゼンテーションを行う中間発表を予定しています。
受講生は会場に到着すると、すぐに各チームで集まって事業計画に関する議論を始め、次回の中間発表に向けてより一層緊張感を持って臨んでいることが伺えました。

Day4までの講義では、新規事業の創り方・アイデアの揉み方・仮説検証・事業計画を学習してきました。本アカデミーの折り返しとなるDay5では、前半高森先生による「プレゼンテーション」の講義後半では中間発表前最後となる高森先生、山崎先生のメンタリングが行われます。
今回のDay5までの講義を通して、新規事業の企画から発表まで一通りのスキルを学び、次回Day6の中間発表の中で実際にプレゼンテーションを行うことで「新規事業の創出」を一通り実践的に身につけることができます。


前半、高森先生の講義では、プレゼンテーション資料の作り方から発表の仕方まで、具体例や演習でのアウトプットを交えて分かりやすく解説されました。

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「ビジネスにおけるコミュニケーションの究極の目的とは何か?」
「いいプレゼンテーションとは何か?」
高森先生からの投げかけでインタラクティブに講義は進みます。

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講義のなかでは、
ビジネスにおけるコミュニケーションの究極の目的とは、相手に自分のして欲しい行動をしてもらうこと。『聞いてもらう、理解してもらう、納得・共感してもらう』これがコミュニケーションであり、やらせることはできても、より良い結果を出すには相手に納得共感してもらうことが大事である」
良いプレゼンテーションの要素は2つに分けられる。たまたま思いついたアイデアでなく、主張が具体的ロジックが通っておりコンテンツがしっかりとしていること。②発表の仕方がうまいこと」
と、ビジネスにおけるコミュニケーションとプレゼンテーションについて説明されました。

その他、高森先生からプレゼンテーション資料の構成、資料作成のステップ、スライド作成における注意点、発表のテクニックなどが伝えられました。

プレゼンテーションについて一通りのインプットを終えると、グループ演習でアウトプット。受講生は与えられたテーマでスライドを作成し、実際に発表をします。

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限られた短い時間の中で表現することに苦戦しながらも、見やすくまとめられた資料を作成し、発表の仕方までをも工夫する受講生。高森先生の講義にあった「良いプレゼンテーション」を懸命に実行する姿が印象的でした。

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また、講義後の質疑応答では「リアルとオンラインで見せ方はどう変えるべき?」「画像や動画は使うべきか?また効果的な使い方は?」「質疑応答への準備や心構えは?」など、具体的な質問が飛び交いました。

プレゼンテーション資料作成のステップから発表までの過程を分かりやすく因数分解し、納得感を持って受講生に伝えられた講義でした。

後半は、中間発表直前メンタリングということもあり、「事業テーマに沿ったソリューションが見つからない」「考えれば考えるほどに大企業のイチ部署になってしまう」「他社との差別化のポイントが見つからない」など、受講生からより本音での相談が投げかけられます。

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これに対して、先生方からは
「事業モデルがサービスに寄り過ぎている。角度を変えて広く見てみてはどうだろうか」「方向性は間違っていないので、事業の的を早く絞って深掘りする段階に入った方がいいだろう」「消費者に振り回されすぎると、エッジーなものは生まれない。そうなり過ぎないように仕組みをブラッシュアップしてみては」
と、問題点が明らかになるヒントや、マーケター・経営者の視点から、チームの議論を一歩進めるアドバイスが送られました。

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山崎先生からは、投資家として数多くの起業家や企業の事業計画を目にしてきた経験を踏まえプレゼンテーションの極意が伝えられました。
「次回中間発表までの限られた時間をの使い方をよく考えて、事業モデルそのものをしっかりと議論すること。特に事業計画ではテーマのみを考え議論が空中戦なってしまいがち。『誰に何をいくらで売るのか』という一番の基本について、中間発表のプレゼンテーションの機会を活かし、うまく事業モデルをまとめていって欲しい」
「各チーム計画が随分まとまってきて、良いペースだと思う。プレゼンテーションで最も重要なのは、エグゼクティブサマリーである。それが面白くなければ投資もしない。15秒~30秒何をするのかをしっかりと伝え心を掴むプレゼンテーションをすること」


2021年最後の講義を、受講生も振り返ります。

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プレゼンテーションが苦手だったが、今日の講義を活かして上手にできるようになりたい」
「あくまで中身が大事ということを強く感じた。シンプルに、かつ伝えたいことを明確にしていくことが勉強になった」
「高森先生の講義でプレゼンテーションに『流派』があると知り衝撃を受けた。プレゼンテーションのレクチャーを初めて受け、勉強になった」
方向性がやっと見えてきた。これからチームで事業モデルを磨いていくのが楽しみ

Day5を終え、次回は年明けDay6での中間発表。
年末から年明けにかけて、各チームの事業モデルはさらに議論され、ブラッシュアップしてまとめられます。ここから、どのような新規事業が誕生するのか。次回Day6でのプレゼンテーションに期待が高まります。


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