幼少期の記憶①
私は三姉妹の次女。年子の姉のことは今でも大好き。
妹のことは昔から嫌い。
両親、祖父母、曾祖母の8人家族。
私は自分の家が嫌いだった。
特に曾祖母が嫌いだった。曾祖母のいる家が嫌いだった。
曾祖母は私だけに厳しかった。厳しいというか、私のことが大嫌いのようだった。
曾祖母が私が嫌いな理由は、私が祖母とそっくりだったことが原因のようだった。
曾祖母は祖母が嫁いだ時からずっと虐められてて、祖母のことが嫌いだったからその顔によく似た私も嫌いだったようだ。
曾祖母は末っ子の妹のことがとても可愛かったようだ。だから、私と妹の扱いは雲泥の差だった。
子供ながらに、それはずっと感じてた。
周りの友達はおばあちゃん大好きとか言ってて、好きじゃない私はおかしいのだと思ってた。
姉は長子だったので、みんなに可愛がられてた。
姉は見た目も可愛く、よく笑いよく話し、なんでもそつなくできる。
それに比べて私は、可愛くなしいあんまり笑わない。何をするにもとろい。
祖母からはこの子は特別学級にしか行けないんじゃないかと言われてたらしい。
家族の誰からも可愛がられたり愛されてたりした記憶はほとんどない。
故に、自分の感情を素直に表現することは今でも苦手だ。
母親は、この服は絶対にあなたに似合うから。この服は似合わない。お母さんが言うことは間違いない!といつも言ってた。
なんでも言いなりだった。おかげで今でも自分に似合う服がわからない。自分で選んで決定することが苦手。
母親のことは今でも苦手。
母親のことが大好きとか、仲良し親子を見ると羨ましい気持ちとゾワっとする気持ちと半々。
今の性格の歪みとか、諸々はやっぱ子供の時の愛情不足とか関係ありそう。
少しでも昔のことを吐き出したらこころが軽くなりそうだから、記憶を思い出しながら書いてみる。
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