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野生動物との遭遇(お山編)

雨ですね。
本来なら、登山に最高な季節なのに。
明日も大雨、お山はしばらくおあずけ。

雨ふりなので、
過去の山行きの写真を眺めて、お山を懐かしんでいます。

山登りでの、お楽しみの一つが、
野生動物との遭遇。(写真はホシガラス)

前回の丹沢では、
テンが、斜面にある巣穴から落ちてきて
そのまま、草にじゃれて遊んでいるところを
しばーらく、息をひそめて見ていました。
可愛かった😊

鹿には、よく会います。
全国的に、増えているんですね。

下山してくる時間
夕方に見かけることが多いです。
人を見ると、だいたいは、可憐な足取りで
斜面を駆け上がって、逃げていくのですが、

逃げずに、じっと見られた事があって、
大人の鹿は、結構大きいのです。
びびって、こちらの方が、こっそり、後退りしました。
山で会う鹿は、ツヤツヤしていて
とても、きれいです。

長野、中央アルプス千畳敷カールから、
木曽駒ヶ岳に登った時、
初めて、オコジョをみました。
夏だったので、茶色い毛
すばしっこく、スルスルっと、
細い長い体をくねらせ、あっという間に、岩陰にいなくなってしまいました。

上高地では、
猿は定番。ラッキーだと(ラッキーかどうか、わからないが)群れに遭遇できて、
赤ちゃんをお腹に抱いたお母さん猿を、
間近にたくさん見る事が出来ます。
猿園の中に、入り込んでしまった様。
人間がいても、知らん顔で食事をしています。

そして、
くまさん

一昨年、東京都の最高峰「雲取山」
に登った時の事、
何やら、双眼鏡を目に当てて、
山の中を、キョロキョロしているおじさまが、

だんだんと、そのおじさまに距離が近づくと

「見てごらん。」

と、双眼鏡を手渡され

「木の皮が、けづり取られてるところがあるでしょ、熊が自分の縄張りに、つける印なんだよ」

言われるがままに、示している木を見ると

確かに、鋭い爪で、ガッと引っ掻き
その勢いで、木の皮をバリバリッと
はぎ取った後がある。


「えっ、て事は、この辺は熊が出るんですか?」

と聞くと、

「そうだね、いるって事だね〜」

というではありませんか。


いゃ〜!遭遇したくなーい。


そのおじさまに、お礼をして、
気をつけて下山し始めました。


途中の登山道に、
ま新しい動物の排泄物が、、、

ま、さ、か、くまさんのじゃないよねー

と、避けて歩く。

しばらくしたら、
今度はトレランをしているお兄さんが、
後ろからやってきて、

「熊、大丈夫だった? 横にいたでしょう?」

と、

「へっ、へっ!何⁈」「くまっ!」

一瞬パニックになったが、
もう、上の方へ逃げていったらしい。

そんなに大きくはない熊が、
私のすぐ横にいたらしいのです。

「ひゃー、びっくり‼️」

気付かず、通り過ぎてたんですね。
何も無くて、よかった。
気付かず、熊の横を通って、驚かせてしまって、
襲われでもしていたら。
大変です。

でも、ちょっぴり


くまさん、見てみたかった。っていう
残念な気持ちもあって、

可愛かったかな?
フワフワなのかな?

何事もなく、下山出来て
こうして、生きているから、言える事ではありますが。

奥多摩では、
熊の目撃情報は、多いです。
奥多摩方面に、登山を考えている方は、気をつけて、出かけてくださいね。

こんな怖い思いをしても、
野生動物との遭遇は、
楽しみで、楽しみで。

今日は、どの子を会えるかなー。

なんて、ワクワクなんです。

梅雨、早く開けないかな。
お山に行きたいなぁ。

うちの子も、かわいいよ💕

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