見出し画像

やっぱり山が好き

新緑から深緑に変わりゆく高尾の森、
あー、やっぱり気持ちいい。


夏の北アルプス縦走に備えて、体力をつけたいが、今年は天気に恵まれず、山登りが出来ていない。

今日も夕方から予定がある。
サクッと行って、サクッと登れるのはやっぱり高尾山。駅からすぐ山登り出来るっていい山だ。

早起きして、
朝ごはんのパンをリュックに詰めて電車に乗る。
高尾山口に9時に到着、平日でも雨降りじゃないと、登山者はたくさんいるんだなぁ。
新しく出来たクラフトビールが飲めるカフェも、今日は営業しているようだ。

(やったー、帰りに寄ろう)

今日は、体力をつける為、鍛える為の登山、なので稲荷山コースを歩く事にした。
ちょっと早めのペースで負荷にかけて歩く。

稲荷山コースのスタート


はぁ〜色濃くなって来た緑が気持ちいい


稲荷山コースは登山道が整備されて、木道が増えた、歩きやすくなって練習になったのかどうか?たっぷり汗をかいて、1時間で山頂に着いた。

賑わい始めた山頂を下へ、もみじ台へ向かう。山頂より大きな富士山が迎えてくれる。

写真にしてしまうと、うっすらしか見えないね
山並みの向こうに見える富士山、
富士山の下には雲海が広がっている


10時過ぎ、ブランチだ。
富士山を眺めながら、持ってきたパジルの入ったパンをかじり、ビールを飲む。

昼間っからビール、すいません。

もみじ台の青紅葉が気持ち良く、サラサラと風に揺られている。
少し雪が残る優美な富士山を眺めながらのブランチ、贅沢すぎる時間。

幼稚園の遠足だろうか?お揃いの赤い帽子を被った子ども達が、手を繋いで上がってきた。かわいい子ども達の声で、もみじ台は賑やかになる。


帰りにクラフトビールを飲む時間を考えて、そして、いろんな方がnoteに上げている「天狗焼」これも食べてみたい。
そんな、予定をすべて盛り込んで、
帰りの時間を逆算する。

「うん、もう少し歩けそう、よし
コーヒーは一丁平で飲もう❗️」

一丁平に向かう稜線が好きだ。
穏やかに下る木道の上には、広ーい空が広がっている。両脇には、今まさに盛りの白い花が咲いている。
木いちごもところどころで、赤い顔を覗かせる。

30分程で一丁平の展望台についた。
ここからの富士山は、さらに近く大きく見える。

そして、お約束のコーヒー

一丁平展望台のベンチには、お一人様の女性が、それぞれ自分時間を楽しんでいる。私もコーヒーを淹れる時間も楽しむ。広い空、広い空間にコーヒーの香りが立ち込める、ゆっくり円を描いてお湯を注ぐ、鳥の囀り、コーヒーがカップに落ちる音、心地よい肌を撫でる風。

外で飲むコーヒー、山の上で飲むコーヒーはなんて美味しいんでしょう。

30分くらいのんびりしてから、
きた道を戻る。高尾山の山頂を巻いて、ロープウェイ口へ下ると、やってました(雨の日に来ると、お店はやってません)「天狗焼」

初「天狗焼」を、景色のいいベンチに座って頬張る。中はあんこじゃなくて、黒豆が入ってる、控えめの甘さで黒豆の味がしっかりする。周りはサクッとした後、もちっとしていて美味しい!

さぁ、いい時間。
下山は琵琶滝方面に、6号路に向かって下ろう。

琵琶滝
6号路ではシャガがまだ咲いてました

下山では、サラサラと流れる沢音をBGMに、涼しく、楽しく歩いてきた。

そして、
どのクラフトビールにしよっかなぁー?
若い人が、ワイワイしている中に混じって、クラフトビールでお疲れ様。

女性に人気というのを選んでみた、フルーティ


夏の北アルプス縦走の練習登山、と思ってきた高尾山だけど、
やっぱり、
山の空気は気持ちいい、緑に癒されてのんびり登山になった。
そして、ご飯とコーヒーとビールを楽しむ。

やっぱり山が好き。
今年3度目の高尾山だけど、いつも違った景色を感動を、癒しをもらえる。

そして、
下山と同時に、また山を歩きたくなる。

今年の北アルプス、
どこを歩こうかなぁ❓

2023年、鷲羽岳から三俣山荘と三俣蓮華岳
黒部五郎岳へ向かう稜線
今年狙うは薬師岳?まだ迷ってる〜

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?