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115 裏切り ちずVer.

何日かが経った

ワタシがしたかった事って何だっけ?
まだやり遂げてもいない
……が、かおるがちょっと大きくなったらやり遂げたい事がある

……最近龍星から連絡が来ない

伊織さんともギクシャクしている

すると突然 携帯が鳴った

ちずだ

ちず「さくらさん? 私もう伊織さんにアノ事話します」

ワタシ「えっ…どうしたん?」

ワタシは青ざめる
その時チャイムが鳴った

画面を見ると龍星だ
久しぶりだ
でも焦っている

ワタシはちずの電話を切らないで龍星を入れた

龍星「ごめん!さくら。バレるかも」
ワタシ「ちずさんから電話かかってきたよ……まだ繋いでる」

龍星は急いでワタシの電話を奪う
龍星「ちず!何なんだよお前!
話違うだろ?
バイブでいいって言っただろ?」

ワタシはちょっと気持ち悪かった

そっか……会ってたんだ2人

ちず「入れてくれないから前言撤回

入れてくれるなら…言わない」

龍星は頭を抱える

長い時間が経った気がする

龍星「ごめん。お前を女として見れない」

ちずは電話を切った

ワタシは龍星を見る

龍星は疲れた顔で
「ちずさ…毎日毎日してこようとするんだよね。俺の仕事終わりにも待ってるし。 もう疲れた」

ワタシはもういいやと思った
バレてもいい
伊織さんもあかん事している
きっと今頃誰かとSEXしているんだろうし。

その事を龍星に伝えた

ちょうどその時伊織さんから電話が鳴る

早いな……ちず笑

伊織「さくらちゃん?? もう子供も居るのにありえへんやろ?!」

ワタシ「伊織さん。離婚してください」

伊織「はぁっ?逆ギレなん?」
ワタシ「伊織さん……お父さんに言ってもいいですか」
「もうやめられないんでしょぉ?
お互い様です」

ワタシは捲し立てる

伊織さんはちょっと黙って電話を切った
龍星は嬉しそうだった

ワタシ「今から修羅場ですよ?
とりあえず、お父さんには先に連絡しないと…。」

ワタシはお父さんと話をした
お父さんは分かっていたかのようだった
…が、覚せい剤だけは嫌いなお父さん。許すはずがない

そしてワタシも不倫の事を言おうと思った
殴られてもしょうがない

お父さんは今から車を飛ばすという
多分やけど伊織さんもそろそろ帰ってくるだろう

*そろそろ衝撃的な展開に入ります*

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