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49伊織さんの誕生日で……

ワタシは仕事が終わり、すぐに龍星と待ち合わせしていたHEP前に行った。
龍星「さくらぁ〜こっちこっち〜」
龍星……笑
何だか可愛く見える
龍星「だいたい伊織の好みは分かるから、さくらは美容院行っておいで?」
ワタシ「えっ……何で」
龍星「和風も似合うけど……たまには髪の毛巻いておいで」
ワタシ「えーっ!恥ずかしいよぉ」
龍星はニコリと笑う
「服は用意しといたから」
ワタシ「サイズは?分かんないでしょ?」
龍星「エッチした時に分かってるから大丈夫」
ワタシは顔が真っ赤になった
流石……というかやっぱりチャラ男だ……
美容院に行く
ワタシ「ええと……髪の毛巻いて下さい!」
恥ずかしい
もっと違う言い方あるやろうに
美容師さんは雑誌を見せてきて
どんな感じか聞く。
ワタシ「お任せします……」
恥ずかしすぎてお任せにしてしまった
巻いてる途中、龍星から電話が
「伊織の好きなブランドのやつにした」
ワタシは「ごめんね!ありがとう!」
と言い、ようやく出来上がった

〜〜〜〜〜〜〜
龍星の元に行く
龍星「クラブのお姉さんみたい!」
と言う。
ワタシはふくれっ面をする
龍星「ウソウソ。 マジ可愛い……」
ワタシは顔を上げれなかった
龍星「後は…服ね。はいっ」
龍星も着替えて来ると言い大きな箱を渡される
ワタシは満喫で着替える
見たらカラダの線が丸わかりの黒のワンピースだった
ワタシ「着れるかな……」
〜〜〜〜〜
龍星は待っていた
髪の毛をいつもと違うセットにして
……かっこいい。
初めて龍星をかっこいいと素直に言ってしまった
龍星「さくら……マジ似合ってる」
ワタシはうつむいた…
*とりあえず、伊織さんの誕生日パーティへ!*
ワタシは伊織さんのお客様達も見たかった
エースの子が居て
シャンパンタワーをやるらしい
初めて見るのだ
ドキドキしていた……

ホストクラブV店に到着
*いらっしゃいませー!!*

*凄い‼️シャンパンタワーが真ん中に置いてある*

伊織さんはエースと同伴でまだ来ていない

先に龍星がお店へ入って10分後にワタシがお店に入る事になった

初めてのVIPROOM

ドキドキドキドキ
龍星はサッと入っていく
お客様達は皆龍星を見る
*やっぱりかっこいい類の人なんだなぁ*
ワタシは10分後、意を決して
お店に入った
何だかジロジロ見られてる気がする
早くVIPに行きたい!
そして……
白い扉を開けると全然違う空間が…
ソファーもふかふか
カラオケもある
ワタシ達だけの空間だ!
ワタシ「龍星〜!嬉しい〜!」
龍星も嬉しそうだ
リョウ君がお酒を聞いてくる
何を飲もうか選んでいたら
*お誕生日おめでとうございます*
*Happybirthday!!!*
外から聞こえる
伊織さん来たんだ!
伊織さんはエースの女の子を先に座らせて後から座る

この日からである。
ワタシとエースの子が関わってくる事になる
続く

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