ドヤ生活とドヤの人々

ワタシはとりあえず洗濯をしにコインランドリーに行く

5時過ぎると現場の兄ちゃん達が沢山来る為 急いでコインランドリーに行った

だけど、コインランドリーは1回だけだと全然綺麗にならない為2回してしまった…
ので、夕方5時を過ぎてしまった

ワラワラと現場の方々が現れる

ワタシ「すみません!乾燥はお部屋でするのでちょっと待っててくれたら」
現場の兄ちゃん達は女の人が珍しい為 とぉっても優しい。
ニコニコして待ってくれている

ワタシも洗濯を待っている間、現場の方達と会話をする

ワタシ「1週間、何日出てはるんですか?」
現場の方「月曜日から土曜日まで笑」
違う現場の人「しかも朝5時から現場の場所次第で3時起き、4時起きとかしょっちゅう笑」

ワタシ「めっちゃしんどいじゃないですか!」
現場の方「でもな?今働いとかんと現場が無い日もあるからある時に出とかんとやから〜」
ワタシ「大変…」

その時ワタシはギョッとした

おばあちゃん、お母さん、赤ちゃん(1歳未満)が洗濯をしにきたのだ

多分やけどお父さんは現場関係者だろう

ワタシがずーっと見ていると
現場のお兄ちゃんらが
「赤ちゃんはやばいよな…ナニカに追われてるか知らんけど…」

ワタシ「生活保護にでも入ったらいいのに…」
現場の兄ちゃん「出来ない理由があるんやろうな…」

色々雑談をしてワタシはエレベーターに乗る
乗っているのは全員男の人
だけど、女が珍しいのか
*どうぞどうぞ*
と、とても優しい。&ジュースも頂いた。

さてさてワタシの部屋だ
黒焦げの所にお布団敷いて テレビつけて*いつシャワーに行こうか*と考えていた

ドヤによるが、違う場所に温泉みたいな所があるドヤ、ココは皆で一緒に入る銭湯と時間が決まっていないシャワーがあった

ワタシはシャワーを選んだ

夜中に入りたかったのである

夜中にワタシはやる事が沢山あった
仕事のシフト管理や売り上げ等…
全てワタシが任されていた
…為凄くイライラしていた笑

パチンと電気が消える

キター

ワタシは振り向いた
ダレも居ない

ワタシは幽霊と会いたかった

しょうがなく電気をつける

しばらくすると
パチン
また電気が消えた

ワタシは「あのさー!電気消す位なら出てきてよ!私見た事無いんだよ!」

その時ハッとした
霊感がある人に前聞いた時に怒ったりすると出てこなくなるらしいのだ

あーあ
もう出てこないかも

ワタシは疲れて黒焦げの上に敷いてあるお布団で寝た
7時間位は寝ていた気がする

寝ている間、何も起きなかった

ワタシはコンビニへ行く
途中、エレベーターで1人の女の子と出会った
ミナちゃんとしよう、
ミナ「とびた?」

ワタシ「違うよ〜。ちょっと事情があって」

ドヤには飛田新地の女の子も何人か居た
ミナ「仕事行きたくない…」
ワタシ「毎日出勤?」
ミナ「うん…未収が溜まってて」

またか
またホストか
ワタシはミナちゃんの連絡先を聞いてウチに入れようかと考えた

飛田で働く女の子はほとんどホスト達に売られている

綺麗な子に限って「ワタシが本カノだから」
と思いやすい

ホスト達は分かっててお金を使わせるのだ

話が脱線しました

さくらちゃん 西成1ヶ月生活でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?