ペットの熱中症に気をつけて
ここ最近、気温の高い日が続いております。熱中症…この言葉も聞かない日はないですよね。ニュースでも、毎日というか、数時間おきに「警戒アラート」なるアラートも耳にします。
ちょっと前までは、熱中といえば、「熱中時代」しか思い浮かばなかったのに…。(古き良き昭和のドラマです。若き、水谷豊さん演じる教師に涙涙…年代がバレてしまいますね・笑)
さてさて、そんな私の青春時代の話はともかく。
今回はワンちゃん、猫ちゃん、うさぎさん、ハムちゃん等々の熱中症のお話です。
熱中症になりやすいタイプは?
どのように気をつければいいの?
ワンちゃん、猫ちゃん、うさぎさん、ハムちゃん…。
人間よりもだんぜん熱中症になりやすいというのは、聞いたことがあるかと思います。
ただ「どのように気をつければよいか」については、なかなか耳にすることはないのではないでしょうか。
だいたいですが、ワンちゃんは25~28℃、猫ちゃんは27~28℃くらい、湿度は高くて60%前後が快適に生活出来る環境です。
うさぎさん、ハムちゃんはそれらよりも低く、20~25℃くらいで、湿度は40~60%くらいです。
共通して言えることは、見逃しやすい「湿度」に気をつけてあげていただきたい、ということです。
ワンちゃんでは短頭種、ネコちゃんでは長毛種、そしてうさぎさんもですが、毛色が黒い子も熱中症になりやすいですね。
また、肥満の子や高齢の子、もちろん持病がある子も、もちろん注意したいところです。
今年は熱中症疑いの猫ちゃんが多い、と感じます。
今年(2023年)の夏は、例年よりも熱中症疑いの猫ちゃんが増えているように思います。
主に外で生活している猫ちゃんは、なかなか涼しいところには行けていないのか…。
夜に姿を現したときにはぐったりしてしまっています。
1日経ってから呼吸が荒いなど、症状として現れることもあります。
外に遊びに行く猫ちゃんを見かけたら、注意して見ておいてくださいね。
もしかして熱中症?まず自宅でどうすれば??
さてここで「もし熱中症が疑われた場合、何か自宅でできることはありませんか」コーナーのお時間です!
特にワンちゃんや猫ちゃんの場合には、まず全体的に水で湿らす、もしくは濡らしてください。
そして扇風機などで風を送ってください。
氷水とかでは無く、冷たすぎない水、水道水でも構いません。
体温を徐々に下げていただきたいのです。
そして呼吸状態などをチェックしつつ、動物病院に連絡してください。
まだまだ暑い夏が続きます。
引き続き、ご自身もですし、ご家族みなさんの体調のケアをしてあげてくださいね。
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