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動物病院は、いつ混むの?(いつ空いているの?)

院長の私がいうのもなんですが…

動物病院に限らず、病院というものは空いているに越したことはありません。
病院に来なくてもよい健康な方が、多いほうが良いに決まっているからです。
(多くの飼い主さまに頼っていただけるのは、もちろん嬉しいことなのですが)

また、ワンちゃんや猫ちゃんにとっても、もちろん飼い主さまにとっても、
「混雑」や「待ち時間」は少なからずストレスになってしまいます。
おびえて震えてしまうこともあるでしょうし、違う環境に疲れてしまうこともあるでしょう。

今回は「混む時期」や「混む時間帯」の話です。
あくまでも一般的な「傾向」の話になってしまいますが、知っていただくことで、少しでも混雑を避けることができるかもしれません。
これから動物病院へと足を運ぶ際に、役立てていただければ幸いです。

混む「季節」について

春は狂犬病ワクチンやフィラリア予防シーズンのため、多くのワンちゃんが動物病院に来られます。

日本には「狂犬病予防法」という法律があり、予防接種は毎年4月1日~6月30日の間に受けるのが基本です。
日本では撲滅したと言われていますが、海外から狂犬病ウイルスが入るというリスクには今後も備える必要があります。
ワンちゃんのためにも、飼い主さまのためにも予防接種は必要です。

狂犬病の予防接種とセットで、フィラリア症予防のための検査も行われることが多いため、この時期は混雑が避けられないシーズンと言えます。

当院ではご予約を調整しながら、少しでもスムーズに対応するようにします。ご相談は、お気軽に、お早めにいただければ幸いです。

また、春から夏にかけては皮膚病で来院されるワンちゃんや猫ちゃんが多くなる傾向もみられます。

混む「曜日」について

飼い主さまのご都合がつきやすい土・日は、やはり平日より混みあいますが
休診日あけ(当院の場合は水曜日あけの木曜日)も、比較的来院される方が多いです。曜日ではないですが、一般的には連休前後も多くなります。

※当院は、祝日も日曜同様に午前診療をしております。
連休中・連休前後に来られる際はご都合に合わせてお問い合わせ、ご相談ください。

混む「時間帯」について

時間帯については、病院によっても違いますし、実際その日にならないとわからないので一概には言えないのですが、経験上、以下の傾向があるようです。ご参考まで。

・午後診療すぐの時間帯はご来院数が多い
・朝一番が多い(先の順番が取れれば待ち時間は短くなります)
・午前中が多い

午前中の診察が多いのは「注射後に万が一副反応が出た場合、その日に診られるように」など診察上の理由もあります。

そういう意味でも事前に問い合わせすることがおすすめです。
また予約制の病院、予約制ではない病院があるので、事前にチェックしてみてください。

どうしても待ち時間が長いとイライラしてしまいますが、ワンちゃんや猫ちゃんも飼い主さまの心理には敏感です。
私ども獣医師もできるだけがんばりますので、飼い主さまもできるだけ優しい声をかけ続けてあげてくださいね。

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