都会の声をかきけしながら
自分で言うのもなんですが、優しいです。
どれくらい優しいかというとバイト先でエレベーターが待たせたときにする「お待たせいたしました」というアナウンスに対して「いえいえ」とお辞儀をするくらい優しいです。
リマインドのAIにわざわざ「ありがとう」を送るくらい優しいです。
優しいからか、結構多くの人に道を聞かれます。
それはもう各都市の老若男女がハエのように私に群がります。
東京でも道でよく声をかけられますが、こないだは
「この学校、廃校になってないんですか?」
って聞かれました。
知らねーよ!!
うそ、ごめん知ってる、そこで働いてるから。
でもまだそこを職場として入る前に聞かれたので、働いてるとか関係なかったと思います。
小学校のときにいいところ探しっていう授業がありました。
班になって紙に名前書いて回して、その人のいいところを書いて見えないように折って、最後、自分のところに戻ってくるというやつです。
当時は大人しかったので「まじめ」「やさしい」ばっかりでした。
まじめって言われるのが嫌いです。
自分でおもしろい人だと思っているわけではないですが、やっぱりおもしろいって言われたいじゃないですか。
まじめってその逆じゃないですか。
おもしろくないみたいじゃないですか。
っていう話をしたあと「それでもお前はまじめだからまじめっていうよ」って言ってきた大学時代の先生がいました。
くそぉ…!!
まぁ許します。
だって自分でも思うけどまじめなんだもん。
そのいいとこ探しのときも、一人一人にちゃんと長めに全部違う内容でいいところを書いて回しましたもの。
それに対してクラスのポンコツくんは趣旨を理解しておらず、全員の紙に自分のいいところを書いて回し続けていました。
全員の紙に「麻雀ができるところ」って書いてありました。
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