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吉松 隆の「調性で読み解くクラシック」を読んで

バイオリンを昨年1月から再び習い始め,今年からアマオケにも参加させていただいている中で,〇長調・〇短調とか,〇dur・〇mollという言葉が出てくるようになってきました。
子どものときにピアノを習っていたときには,「調」のことをしっかり勉強してこなかったので,改めて勉強しようと思い入門書として本書を購入してみました。

本書の最後に「それぞれの調性の特徴と名曲」と題して,それぞれの調について調号や音階,特性を踏まえて説明されていてとても分かりやすい。今自分が取り組んでいる音階が何調なのか考えるに当たって良い手引書だなあと思いました。

本書では調の説明のみならず,各楽器の得意とする調は何かであるとか,現在確立されたハーモニーに至る歴史などが平易な言葉で書かれていて興味を引きます。

そんな本書の中で一番びっくりした記載はこれ。

多くの場合「金管」とコンビを組まされる「ティンパニ」(音程のある太鼓)は,通常2つ一組で演奏され,担当するのは「ドとソ」のみが基本。(62ページ)

えっ,ティンパニって音程があるの??
ティンパニってドン,ドンみたいにたたいているだけだと思っていた~!!(改めて文字にすると無知さがあらわになって恥ずかしい。。)
仮にもアマオケに所属している人間ともあろう者がこの程度では。。と反省しました。。

アマオケでは,バイオリン担当の方としか話したことがないのですが,今度ティンパニの方見かけたらお話してみようかな。。(注:コミュ障)


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