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eスポーツという最強のコミュニティをなぜ国はもっと活用しないのか?【個人的考察】

とあるeスポーツチームからこういう相談を受けました。

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今回はこの問に対して、私なりに考えた答えをここで解説します。

皆様は今どうしてeスポーツに熱中しているのでしょうか?

私がeスポーツに関わろうと思った理由については下記の記事をみればわかるので、是非御覧ください!

さて、国がeスポーツを活用する条件はなにか。

国がeスポーツを活用することによって、国益になると判断すること。
広義であり、簡単に一言でまとめるとこれだと私は考えております。

あくまで、個人的な考察ですので、正解はありません。
桜野はるという人物はこういう事考えてるんだなぁ。
程度で見ていただき、異議があればコメントください!

国益とは

そもそも国益とはなんですのん。
辞書を引くと「国の利益」というそのまんまの回答を得ることができます。

はい、国益とは国の利益のことです。

だとしょうもないし、私の記事を読んでいる皆様はそんな回答を求めているわけではないと思うので、もう少し踏み入ります。

国の利益について考えてみたことはありますか?
本記事では、国益の定義をめぐって深く考察しません。
国益の定義については極めて曖昧で、今までの国益論争においても様々な政治学者が説いてきましたが、それぞれの論争において国益の定義方法が異なっている上に、日本国内で国益について議論されることがこれまでになされませんでしたので、これまでの様々な国益論を参考にしつつ、私が考える国益とはなにかということを考察させていただきます。

日本の国益とはどのようなものだろう。
第一の国防上の利益とは、領土の保全、国民の生命・財産の意地、国家主権の意地、政治的・社会的システムの維持であり、第二の経済的利益とは、資源を確保するためのシーレーンの維持、経済活動を潤滑にするための安定した海外市場の確保、第三の国際秩序は、日本は十分な軍事力を持っておりませんので、平和な環境を創出するための国際秩序を維持することです。

日本の基本的な国益とは上記の三分類と思われますが、現在の時代認識を踏まえて日本の国益とは何なのか、その優先順位はどうなっているのか。

今まで日本は国益について話をしてきませんでした。
戦争体験による国家主義から連想されるマイナスイメージや歪んだ民主主義教育、市民主義などがその議論を妨げてきた要因であろうと考えます。

バブル経済崩壊と共にに経済低成長へと突入し、日本国内が危機的状況に陥って初めて国益を若干意識し始めたといえます。

現代の日本の国益を考えるにおいて、軍事力という国力の状況に決定的な制約条件がある中で、唯一のパワーであった経済力も不安要因となっている現在、日本は将来を生き残っていくために、常に国益を意識しなかればならない状況にあります。
さらに、その国益は国力によって維持されるべきものであるので、日本の将来像は国力の増強を念頭に置かねばなりません。
国力といえば、日本人はすぐに軍事力と連想しがちですが、国力というのは様々な諸要素から構成されており、軍事力だけでも成り立つものではないということを敢えて強く言います。

国力を得ることの中に、私は経済もその分野に入ってくると考えており、その経済が今ズタボロになっている日本では、経済を持ち直す必要があるのではないかと容易に連想できると思います。

経済がズタボロといえど、国力がまったくないかと問われればそうではありません。
しかし、バブル経済期であった時と比べればものズタボロと言わざるを得ない状況でしょう。

このままでは経済が危ない状況になっているのは確かです。
そんな中で経済活動に参加していない人が多いのはまずい状況ですよね。

そこを私はeスポーツを産業として、引きこもりで毎日ゲームしかしていない人材をeスポーツ産業への参加を促すような活動をしております。

eスポーツは経済を助けられるほど力がない

2020年現在においては、eスポーツが日本国内の経済の救世主になれるのかと問われると、答えは「なれません。」と言わざるを得ません。

実際に2019年の国内の市場規模で申し上げると61.2億円です。
対して自働車は69.6兆円です。

比べる相手が悪いよ。
って言われるかもですが、上位産業を見て雲泥の差があるのはわかります

国がeスポーツ産業を活用するくらいなのであれば、自働車産業を活用したほうが早いと私は考えています。

つまり、まだeスポーツを国が活用する段階に入っていないということだと私は思っていますし、もう少ししてからどんどん国としてeスポーツを活用していくのではないかなと考えます。

実際に、経産省は今徐々に力を入れていくことを発表しており、2025年には3000億円の経済効果にまで成長させると言っています。

今はまだeスポーツについて国が様子を見ている段階ではありますが、経産省の件もあり、どんどん国が絡んだeスポーツ関連の事業が進んでいくことでしょう。
それも近いうちに。

その第一歩が、eスポーツを活性化させるための方策に関する検討会であると私は考えています。

これからのeスポーツが楽しみですね!





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