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eスポーツチーム代表になるなら、5秒ルールというものを知っておけ

皆様は5秒ルールというものを知っていますか?

食べ物が地面に落ちても3秒以内なら食べてもOKという謎ルールの5秒版というわけではありません。

人間が行動を起こすのに必要なルールとして提唱されているものです。

ぜひとも、怠け癖があってやるべきことを怠惰でやっていない人はやってみていただきたいので、詳しく解説します。

5秒ルールとは

これはとてもシンプルです。

なにか行動しようと思ったときに、5秒以内で実行する。

という、理論だけでいうと小学生でもできそうな内容ですよね。

なぜ、5秒ルールなのか

一番簡単にやる気を出すためには、小さな成功体験が必要だとハーバード大学の教授が論文を出しています。成功するためには兎に角行動してみることが重要であり、行動しない人は成功も失敗もしません。

そこで、行動するときにいいスタートを切れるのが「5秒ルール」なんです。

この5秒ルールというのは、パニック障害のために抗不安薬を20年飲み続けていたというメル・ロビンス氏が実践し、提唱したものです。

なんと全国で100万部の大ベストセラーにもなってるんですよ。

ロビンス氏は夫の起業がうまく行かず、彼女自身の転職もうまく行かない状況で、家計の危機をアルコールで誤魔化す日々を過ごしていたようです。

朝起きることが苦痛だったある日、テレビでロケットの発射シーンを見てこのルールを思いつき、実践してみると人生が大きく変わったとのこと。

なぜ、5秒ルールでやる気が出るの?

やる気が出る。
という視点ではありません。

やる気が無くなる前に行動することによってやる気になった状態をキープしています。

ロビンス氏によると脳には「自動運転」と「非常ブレーキ」の2つの装置を装備しており、普段と違う行動を行うときは「非常ブレーキ」をかけるそうです。

自動運転と非常ブレーキとは

自動運転とは「無意識でできる習慣化された行動」のことを言います。

学校へ行くときに朝起きてから制服を着て、必要な教科書などを鞄に入れて、筆箱なども用意してなど、毎日行うルーティンは何も考えていなくても行動できますよね。

人間の脳は負荷を与えられることを拒みます。
常に省エネで楽に活用したいと思っているので、できだけ自動運転を行います。

対して、非常ブレーキとは前述の通りいつもと違う行動を拒否します。
それも無意識に拒否する作用があるんです。

例えば、チームの経営を勉強する為になれない活字の本を読もうとします。

すると、
・なんか今日体調悪気がするから明日読もう
・仕事で疲れてるし、一度寝て明日の朝早めに起きて読もう
など、やらなくても良い理由を勝手に探し出すんです。

「やらないと・・・。」そう思ってから5秒以上経つと、脳はやらなくてもいい理由をあれこれ探し出して非常ブレーキをかけてしまいます。

この非常ブレーキが掛かる前に行動してしまうことがとても大切という事がこの5秒ルールというわけです。

実際に行動してしまえば、一貫性原理というものが働いて行動を続けやすくなります。
行動を続けてばドーパミンが分泌されるので、やる気が継続される訳です。

パチンコで言うところの確変ですね。

5秒ルールが人生を変える理由はなに?

5秒ルールの実践を続ける事によって、すぐさま行動を移すという行動自体習慣化され、新しいことをやること自体が自動運転に組み込まれます。

故に、すぐに行動することが楽になっていくんです。

その結果、先延ばしにすることがなくなり、即行動できるので、時間に余裕が生まれます。
立ち止まって悩むことがなくなりますので、自分のことを好きなれるという人もいるようですよ。

自分が好きになると自信が生まれてきます。
自信が生まれると、ドーパミンが分泌されてまた5秒以内に行動をするようになるという好循環による行動品質の向上も見込めます。

5秒ルールを成功させるためには?

超絶簡単なこのルールですが、5秒以内に行動するというものを習慣化するまでには非常に苦労するものです。

そこで、3つのコツをお伝えします。

1.超簡単な第一歩を考える

朝起きて「今日のやることを紙に書き出してみよう。」というと行動に移せないけど、ベッドからただ起き上がるだけであればできますよね。
難しい本を読むのは気が向かないけど、本ばかりある図書館に入ってみる、図書館の椅子に座ってみるなどは簡単にできますよね。

先のことまで考えているとその間に5秒間経ってしまいますので、5秒以内ですぐにできる第一歩を考えましょう。

2.なんでもいいので楽しいことを考える

最近楽しかったこと、大好きな趣味のこと、遊びの予定、何でもいいのでまずは楽しいことを考えます。

気分がすごく落ち込んでいるなどの場合には、5秒カウントダウンしても行動に移せないときがほとんどです。
ですので、まずはドーパミンが出てくるようなワクワクすることを考えると行動に移せるようになります。

しかし、どうしても行動に移さないと行けないときに5秒ルールを使いましょう。
体と心が疲れているのに無理に動く必要はありません。

3.実践するたびに自分を褒める

「すぐ行動に移すっていいことだな。」
「自分で決めたことを即行動できるなんて私は天才か?」
「はい、この行動力は天才アインシュタインの頭脳超えました。今の私は行動力では誰にも負けない最強の存在です。」

など、自分を褒めることで「次もやろう!」という気持ちになります。

自分の行動を褒めることで、ドーパミンが分泌されて徐々にこのルールを実践することが楽しくなっていきます。
自分を愛する人になるのも成功のコツです。

まとめ

以上、すぐにやる気がなくなって行動できない人へ向けての5秒ルールの解説でした。

やらないといけないことを後回しにすると、更に面倒なことになるので、面倒なことや嫌なことでも、eスポーツチームというものを担っている以上、代表の皆様はぜひ行動しないといけないときにこのルールを使ってみてください。

普段からこのルールで生活して、習慣化していると最高ですね!

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