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【情熱大陸 6/23放映】どこの病院でも診断がつかないーそんな患者さんを救う総合診療科の活躍

循環器内科、呼吸器内科、整形外科など、いろいろな科を回って、それでも原因がわからず、途方に暮れている患者さんの砦となる総合診療科。全国のでも総合診療科がある病院がかなり増えてきましたが、そのパイオニアである千葉大学医学部附属病院の総合診療科が、今晩6/23の「情熱大陸THE TEAM」で紹介されます。

医療とは患者と医師との共同作業

超高齢化社会である日本で、信頼できる「かかりつけ医」の存在は大変心強いものです。未病のうちに病の芽を見出し、必要な生活習慣の改善をうながすことで、病気を未然に防いでくれます。また、精密な検査や高度な治療が必要な場合は、基幹病院へ橋渡しもしてくれます。
しかし、それでも病気の原因がわからないことがあります。一言で腰痛、胸痛といっても、痛みを自覚する場所と原因がある場所が同じではないことがあります。多くの科を回るより「総合診療科」を受診してみるのも一つの選択肢です。

総合診療科の上手なかかり方

診る医師も、十分な情報がなければ、正確な診断はできません。
また、こちらも初対面の医師に、なかなか最初から上手に症状を話せないでしょう。
少し準備しておくと、お互いの共同作業がスムーズにいきます。

1.おくすり手帳があれば持参する。
2.自覚症状と病歴、服薬、アレルギーなど大事な情報をまとめておく。
 いつからの症状か、症状が出る際の共通点など。時間や天気、姿勢など。
3. 伝えたいこと、質問事項を箇条書きにしておく。
4.家族の病歴なども分かれば伝えると良い。がん、心不全など。 
5. 分からないこと、納得できないことは、医師にその旨を伝える 。
6.焦らない。

残念ながら、生坂政臣 教授はこの3月で退官されたそうですが、全国の有力な総合診療医を、『最新版 国民のための名医ランキング 2024~2026―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1020人厳選』で紹介しています。