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本の紹介「幸色のワンルーム 8巻/はくり」

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前巻では、お兄さんが自分のことを語ろうとしたところで終わります。

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お兄さんの回想シーンが始まります。

義理の父、太田に橋の下で拾われてから「ハル」と名付けられ、ホームレス生活を送っていました。

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拾った免許証を偽造して、ハルは働き家まで手に入れます。

太田にも喜んでもらえると思っていたのに、太田とはすれ違いが増えていきます。

もしかしたら、太田は自立していくハルを見るのが寂しかったのかもしれません。

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太田はだんだん、トモヤというネグレクトを受けている子供とハルを重ねるようになり、ハルの家で3人で暮らさないかとまで言い出します。

ハルは、「ふざけんなよ」「そんなわけのわからない子供と住むたまに家を借りてるんじゃない」「もうアンタは俺のことなんてどうでもいいんだな」と怒ってしまい、そこからすれ違い生活が始まります。

そして、太田は

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溺れたトモヤを助けるために、命を落としてしまいます。

そこから無気力になるハル。

あとは、幸に話した通りですね。

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自分が幸せになりたかったことに気付くハル。

その話を聞いた幸も

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なんだか前向きに……!

さて、幸は母の幻覚に怯えていましたが、これが過去の自分であったことに気付きます。

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過去の自分とも決別する幸。

一方、毒親こと幸の母にも色々あるようです。

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電話で実母に、「兄弟の中で貴方だけ優秀ではなかった」だの、「マスコミがうるさいから、仕送りに迷惑料を上乗せしてもらおうかな」とかまぁ、酷い毒親っぷり。

そして、お兄さんは松葉瀬さんの計らいで、八代も交えて飲み会をすることに!

先に寝ていた幸がそれに気付き、その光景を見て、自暴自棄でもなければ作り笑顔でもない、本当の笑顔を遂に浮かべます!

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その頃、警察では不穏な動きが……?

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8巻では、お兄さんの過去に半分近くページを使われており、やっと生い立ちが分かってスッキリしましたね!

顔を見せてくれないのは相変わらずですが。笑

9巻発売は2021年春!

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