見出し画像

身体が早く良くなっていく人

今日、施術しながら出たお話。

同じように施術を受けて、
見立てはかなり的を得ている印象。

その条件が揃っていても、早く良くなる人とそうじゃない人がいます。

その理由の根っこにあるのは、
自分の体をじっくり感じて、
自分なりでいいからちゃんと言葉にしているかどうか。

気づいて、言語化しているか

だと考えています。

改善スピードがゆっくりな人は、
自分の身体が良くなっていることに気づかないから、
身体は一瞬良くなっても、脳みそが覚えている悪い体に戻ってしまう。

改善のスピードが早い人は、
快・不快にかかわらず、自分の身体の変化に気づく。
気づきが増えるから、身体に対する見方が変わって、
次回の施術の時に色々変化を話せるようになったりします。

内観とか、しばらく流行っているので、
できるようになっている人が増えているかと思いきや。
施術をしているとそうでもないような印象も受けていたりします。

自分の外側の情報に敏感になって、
環境の変化への反応は早くて、
それなりにうまく乗りこなしている雰囲気の人はいます。

でも、いざその人が不調に陥ると、
自分の体を感じていなくて、
外にある情報をかき集めたイメージをガッチリと作り上げて、
外の環境が変わった時の自分の気分や身体の状態を感じられなくなっている。

自分の体感を言語化することだけ上手になりすぎると、
説明が下手になりそうな印象もありますが、いいんです。

あなたの不調を聞いて、
解決の手助けをしてくれる人がプロだから。

その人が最善の一手を打ちやすいように、
自分の身体をしっかり感じて、
人の施しを受けたり、自分で養生に取り組んでみて欲しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?