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私たちは、権利を放棄しているかもしれない。


政治のことは難しくて、よくわからない。

そんな声をよく聞きます。
 
実際に、私も よくそう思います。
 

 
だけど、興味を持つか、興味を持たないかで
大きくこの国の未来は変わってしまいます。
 
今の選挙は、その政党が掲げる公約に
よって投票する人を決めています。
 
でも、これでは、大手旅行会社の
団体パックツアーみたいなものです。
 
一人一人、暮らしへのニーズがあるし、
考えるのが面倒くさいと言って
放棄してはいけません。


世界で起きていること
日本で起きていることを
見る目を作ることがとても大事だ。
 


私たちがどんな社会を求めるのか?
市民の声をたくさん集めて

市民が主体となって政策を自分たちで練り上げていく。
 


その政策を実現する政治家を
市民一丸も政党も一丸となって
応援していく。

そんなスタイルの選挙運動が
日本にも広がっています。

 
今回、私たちは仲間とともに
「未来への声 八王子」という団体を立ち上げました。
 
政治のことを考えるのは選挙の時だけ
他の時は、忙しさにかまけて
政治のことは政治家におまかせで
 
生活の中に政治が出てくるのは
報道を見て、不満を述べるだけ
 
そんな状態の日常に少し危機感を持ってきました。
 
私たちは、未来を生きる子ども達
これから生まれてくる世代に対して
責任を持っていると胸を張れるだろうか?
 

「未来への声 八王子」の第一回目のイベントは、
新潟国際情報大学の佐々木寛先生を招いて
講演会を企画しました。

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月曜の夜、しかも雨という
あまり良い条件ではなかったとはいえ

会場は立ち見も出るほどの大盛況

党派を超えた市議の方も参加して
普段交流したことのない方と
知り合う機会を得ました。
 
 
2015年 安保法案成立後以来
危機感を持った市民の連携が進んでいます。

新潟県では参議院選挙、県知事選、

衆議院選挙で野党共闘の候補が自公の推薦候補を

破って勝利を収めてきました。

 

そのために必要なことは「わかり合うこと」

いろんな人たちを、大きな目標のために

ひとまとめにしていく魅力的な政策と応援の存在です。 
 


政治家は、選挙に出ればたくさんのお金がかかり
落選すれば無職なる、
そんなハイリスクな仕事です。
  
そんなリスクゆえに、
お金や権力と簡単に結びついてしまうかもしれません。
 
市民が政治家を育てるとは
例えば年間2000円ずつ
1万人の人が支えれば
2000万円の資金が集まります。
 
その収入と支え手があれば、
政治家は有権者を簡単には裏切れません。
 

そんなお話も聞きました。


****
 
佐々木先生の話を聞きながら
私たちが持っているのは
小さな1票ではなく
力を集めれば集めただけ
大きな一票へと変わっていく

そんな希望がちょっとずつ湧いてきました。

 
そのためには、生活で困っていること
社会への要望や実現したいことを
色々な立場の一人一人の市民に

丁寧に聞いていくことが大事です。

 

日本は民主主義の国です。
民主主義とは単なる多数決ではなく
いろんな意見が、いろんな立場から出され
一つのことをよりよく作り上げていうことです。
 
今の政党主体の政治ではなくて
政党をも巻き込んで
市民が政治を作っていくことが大事なことを
学べた貴重な時間でした。  

政治は、私たちの生活から
乖離してはなりません。
 
権力を私たちは恐れてはいけません。

香港の人たちが今も
立ち上がっているように
私たちも立ち上がることを恐れてはいけません。

私たちのこうした小さな一歩が
世界の国々との協調や
人々の対立をも和らげていくのです。

生きることにちょっとだけ希望を持てた
そんな講演会でした。


  

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