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本日の一曲 vol.410 ティン・マシーン ベイビー・ユニヴァーサル (Tin Machine: Baby Universal, 1991)

ティン・マシーンは、1947年1月8日生まれのデヴィッド・ボウイ(David Bowie)さんが41歳の1988年にギターのリーヴス・ガブレルス(Reeves Gabrels)さん、ベースのトニー・フォックス・セイルス(Tony Fox Sales)さんとドラムのハント・セイルス(Hunt Sales)さんのセイルス兄弟の4人で結成し、デヴィッド・ボウイさんがロックンロールへの回帰を目指したバンドです。

デヴィッド・ボウイさんは1983年にシックのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)さんのプロデュースで制作した「レッツ・ダンス(Let's Dance)」が大ヒットし、1984年リリースの「トゥナイト(Tonight)」、1987年リリースの「ネヴァー・レット・ミー・ダウン(Never Let Me Down)」と、「レッツ・ダンス」路線を進んだのですが、「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」の売れ行きが芳しくなかったからか、突如、ロックンロールへの回帰として、「ロジャー(間借人)(Lodger, 1979)」や「スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters (and Super Creeps), 1980)」の路線に戻ったのでした。

本日ご紹介する「ベイビー・ユニヴァーサル」は、1991年にリリースされた「ティン・マシーンⅡ(Tin Machine II)」の1曲目に収録された曲です。

この曲は1980年の「スケアリー・モンスターズ(アンド・スーパー・クリプス)」を連想させます。

また、冒頭の(古い表現ですが)レコードの針飛びを起こしたような「Baby, Baby, Baby, Baby…」などは、布袋寅泰さんと吉川晃司さんのユニット「COMPLEX」の「BE MY BABY (1989)」の冒頭を想起させます。

そして、「Be My Baby」のルーツはロネッツ( The Ronettes)の曲ですね!

(by R)

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