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本日の一曲 vol.307 ラヴェル ステファン・マラルメの3つの詩 (Maurice Ravel: 3 Poèmes de Stéphane Mallarmé, 1913)

1913年という年は、ラヴェルさんは、イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinskyh)さんとモデスト・ムソルグスキー(Modest Mussorgsky)さんのオペラ「ホヴァーンシチナ(Khovanshchina)」の編曲作業をしながら、1913年5月29日に行われたストラヴィンスキーさんの「春の祭典」の初演に付き合っていた年でした。

この間、ラヴェルさんは、ストラヴィンスキーさんから「3つの日本の抒情詩」を聞かされました。

ラヴェルさんは、この「日本の3つの抒情詩」に触発され、「ステファン・マラルメの3つの詩」を作曲しました。

「ステファン・マラルメの3つの詩」は次の3つの曲からなります。
1 溜息(Soupir)イーゴリ・ストラヴィンスキーに捧げる
2 むなしい願い(Placet futile)フローラン・シュミット(Florent Schmitt)に捧げる
3 もろいガラスの壺の(Surgi de la croupe et du bond)エリック・サティ(Erik Satie)に捧げる

歌詞はこちらです。

ソプラノのエリー・アーメリング(Elly Ameling)さんの歌です。

(by R)

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