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本日の一曲 vol.227 アラーム 68ガンズ (The Alarm: 68 Guns, 1984)

アラームは、イギリス・ウェールズのリル出身のバンドで、フロントマンはマイク・ピーターズ(Mike Peters)さん、1984年にデビュー・アルバム「アラーム宣言(Declaration)」をリリースしました。本日ご紹介する「68ガンズ」は、このデビューアルバムに収録された、アラーム最大のヒット曲です。

マイクさんによると、学生時代にグラスゴーのストリートギャングの本を読んだことがあり、その本からインスピレーションを得て、この曲を作曲したとのことです。その本の舞台が1968年であり、この年は、パリの暴動、ロンドンの暴動、ケネディの狙撃、キング牧師の狙撃、ベトナム戦争の泥沼化、ヒッピー運動の悪化など、若者が「No!」を社会に突きつける年であると。この曲は、そんな若者を歌った曲だそうです。

曲調は、鉄板のコード進行に乗せて熱く歌う応援歌であり、アルバム・バージョンは、中間部で混沌とした曲調になりますが、もとのテーマに戻った時がなんとも爽快な気持ちにさせてくれます。

シングル・バージョンと、そのオフィシャル・ビデオです。

マイクさんは、ずっとこの曲を歌い続けています。2017年のパフォーマンスです。

(by R)


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