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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第65番 風変わり (Sinfonia No.65, 1768)

交響曲第65番は、自筆譜がないのでしょう、1778年の楽譜出版社の目録に登場するのですが、1771~1773年ころの作曲、1772年~1774年ころの作曲など諸説ありますが、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」時代のもので1768年ころの作曲だと思われます(ドイツ語版Wikipedia)。

交響曲第65番イ長調(Sinfonia No.65 A Dur, Hob.I:65)
第1楽章 Vivace e con spirit 3つのトゥッティで始まるイ長調の楽章ですが、途中の短調部分が効果的に使われていると思います。
第2楽章 Andante 「風変わりな」緩徐楽章であり、もともとは劇音楽として作曲されたのではないかと推測されています。
第3楽章 Menuetto & Trio 「途中で4拍子になる奇怪なメヌエット」(日本語版Wikipedia)です。トリオもヘミオラ(ポリリズムの一種)が使われます。
第4楽章 Finale. Presto 唐突に聞こえる狩りのホルンが印象的な楽章です。

ハイドン生誕300年記念企画、ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)さん指揮バーゼル室内管弦楽団(Kammerorchester Basel)の演奏です。

ハンス・ロスバウト(Hans Rosbaud)さん指揮南西ドイツ放送管弦楽団(Südwestfunk Orchester Baden-Baden)の演奏です。

(by R)

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