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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第61番 タランテラ (Sinfonia No.61, 1776)

交響曲第61番は自筆譜が残され、1776年の作曲であることが分かるそうです。このころは、ハイドンさんのエステルハーザ劇場音楽監督時代ですが、このころの曲は、明るく楽しいものが多い気がします。それこそ、オペラの音楽です、と言われても納得できます。

交響曲第61番ニ長調(Sinfonia No.61 D Dur, Hob.I:61)
第1楽章 Vivace 冒頭のハンマーアタック1発が印象的であり、その後も何度かアタックがあります。颯爽とした楽章です。
第2楽章 Adagio 穏やかなアダージョですが、物悲しいオペラチックな短調部分が紛れ込みます。
第3楽章 Menuet & Trio. Allegretto 民族舞踊のようなメヌエットと、トリオはオーボエ独奏です。
第4楽章 Prestissimo 3連のリズムがタランテラのような印象的なフィナーレです。

ジェラード・シュワルツ(Gerard Schwarz)さん指揮スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)の演奏です。

ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)さん指揮バーゼル室内管弦楽団(Kammerorchester Basel)による演奏です。

(by R)

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