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本日の一曲 vol.202 ラモーンズ 思い出のロックンロール・ラジオ (Ramones: Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?, 1980)

ラモーンズは、アメリカ、ニューヨーク出身のパンク・バンドで、1976年に「ラモーンズの激情(Ramones)」でアルバム・デビューをしました。

その音楽のルーツは、ビートルズやビーチ・ボーイズと言われており、パンク・バンドというだけあって、基本的にはスリーコードで、2~3分で終わる曲ばかりです。ボーカルで198センチの長身であるジョーイ・ラモーン(Joey Ramone)さんは、シャム双生児として生まれたとか、ギターのジョニー・ラモーン(Johnny Ramone)とは犬猿の仲だったなどのエピソードがあります。そのジョーイさんは、2001年にはガンで49歳で早世されました。

ラモーンズは、アルバムのセールスとしてはあまりパッとしませんでしたが、2002年には「ロックの殿堂」入りを果たし、たくさんのミュージシャンのリスペクトを集めているバンドです。

もっともヒットしたアルバムは、1979年にリリースされた「エンド・オブ・ザ・センチュリー(End Of The Century)」でしたが(プロデューサーはあのフィル・スペクターさんです。)、その1曲目に収録されていたのが、「思い出のロックンロール・ラジオ」です。

2004年には、同じく「END OF THE CENTURY」という題名で、ラモーンズのドキュメンタリー映画が公開されました。

また、映画と並行して2003年にトリビュート・アルバム「We're A Happy Family - A Tribute To Ramones」もリリースされ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ロブ・ゾンビ、キッス、メタリカ、マリリン・マンソン、U2など、錚々たる顔ぶれによるカバーが収録されていました。この「思い出のロックンロール・ラジオ」はキッスがカバーしています。

(by R)

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